イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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エヴァでBLSS:nightmare(リテイク版) 

以前エヴァでBLSSを書きましたが。
ロクに本編を見ないで書く無謀さのため、本編と漫画を見た後ではキャラが違う☆と反省するコトしきり。
本編のカヲルはもっと饒舌でシンジはデレデレだし。
漫画ではぶっきらぼうで素っ気ない二人だし。
とゆーワケで書き直してみました。
本編と漫画ではキャラのイメージが違うので2パターンに挑戦しちゃいます♪



【TV image】

シンジはふと、頬にひんやりとしたものが当たるのを感じた。
重い瞼をゆっくりと上げる。
部屋の隅にある小さなライトが作り出す柔らかな闇。
見慣れない天井。
そして、横のベッドから身を乗り出してシンジを見下ろすカヲルの微笑み。
(ああ…そうだ…カヲルくんの部屋に泊めてもらったんだ…)
シンジが自分の頬に手をやると、そこにはカヲルのすべらかな手背があった。
先ほどの心地良い冷たさはこの手だったのか。
「カヲルくん…寝ないの…?」
眠気の覚めない口調で尋ねるシンジに、カヲルは柔らかく微笑み答える。
「時間が惜しいんだ」
「時間…?」
「君と過ごす時間。君というリリンと僕らが共に存在できる残りの時間」
「リリ…ン…?残りの時間…って…?そんな……お別れみたいな言い方…何なの…」
「シンジくん」
「イヤだよ!」
シンジが飛び起きた瞬間、カヲルはシンジを強く抱きすくめた。
「…カヲルくん…」
「僕を…好きだと言ってくれるの…?」
「そっ、そうだよ…カヲルくんは僕なんかよりずっと…」
「僕にとっては君の方が尊い存在だよ」
お互いの耳元で交わされる会話。
息の熱さに酔いそうになる。
カヲルはシンジの肩からゆっくり顔を起こすと、シンジの瞳を見つめ。
そして静かに唇を重ね合わせた。
シンジは呪縛にかかったように動けない。
時の流れが止まったような瞬間の後で、カヲルの唇は名残惜しげに離れた。
「こうやって…肌を重ねたいと思うのは自然な感情なんだね…」
シンジは返事をしない。
でも心の中で頷いている。
二人は絡み合うように倒れ込んだ。
カヲルがシンジのTシャツの中に手を伸ばす。
シンジもカヲルのシャツの背中を強く握りしめる。
体の芯が熱くなる。
どうなるんだろう。
僕達は。
どこに向かっているんだろう。
シンジはカヲルの存在を確かめるように叫ぶ。
「カヲルくん……カヲルくん!」


「なに…?どうしたの…?」
シンジは目を見開いた。
「え…?」
そろりと横のベッドを見る。
さっき自分の腕の中にいたはずのカヲルが、目を擦りながら上半身を起こしていた。
(あれは…夢…?)
シンジは冷水を浴びたような全身の冷たさを感じていた。
なのに体の中心だけが、燃えるように熱い。
心臓が早鐘を打つ。
(僕は…何を考えてたんだ?…カヲルくんと…ああなる事を望んでる…?)
「シンジくん…?」
「な…何でもないよ…」
落ち着け…
僕が…あんな事考えてるって…知られたら…カヲルくんはどう思う?
僕を嫌う…?
だから…
「ゆ、夢を見たんだ!それだけ…」
この動悸を悟られちゃいけない。
お願い…
「夢?僕の?」
カヲルはふっと微笑む。
自分の頬が染まっていくのを感じ、シンジは思わず俯いた。
「シンジくん」
名を呼ばれ、再びカヲルを見上げる。
「おいで」
カヲルの白い腕が自分に向かって伸ばされている。
シンジは何かに操られるようにその手をとった。
夢と同じ。
心地良く冷たい指。
ゆっくりと、カヲルに引き寄せられる。
「カヲルくん…」
「なに?」
「君は僕の側にいてくれるの…?」
シンジの体をその両腕に包んでからカヲルは答える。
「僕はもう君の中にいるよ」
カヲルの唇は扇情的に歪んだ。


これはなに?
あの夢の続きなのだろうか。
それとも新たな悪夢の始まりなのか。

既にシンジは囚われている。


《END》


※カヲルを饒舌にさせようとしましたが、ヤツは観念的なセリフが多いので難しかったデス☆
悪夢っちゅーより甘々ガチホモ(笑)

では、もういっちょ。


【COMICimage】


暗い…
ここは何処だろう。
何も見えないくらい暗いのに、何かが揺らめいているように感じる。
足元が定まらない。
行った事はないけど、深海の底ってこんな感じなのかな…
不安定な感覚に酔いそうになっていると不意に動くものが見えた。
人影?
僕の前に現れた白っぽい影。
それは。
「綾波…」
包帯もギプスもしていない、傷一つない姿。
「碇くん」
綾波が微笑み僕に近づいてくる。
手を伸ばしてくる。
ああ、元気そうで良かった。
でもこれはウソだ。
きっと夢だ。
だって綾波は……
そう思った瞬間。
綾波が顔を寄せ、僕の唇を覆いつくした。
苦しい。
息ができない。
苦しい。
でも綾波を突き飛ばす事もできない。
だって僕は何もできなかったから。
苦しい。
でも苦しいのは息?
それとも…


唐突に訪れた空気の通る感覚。
シンジは自分の上のリアルな重みと暖かさを感じて目を開く。
超至近距離にあったのは、カヲルの閉じた目だった。
唇の熱い感触。
上から抑えつけられる体。
「…んっ…んんっ!」
シンジがなんとか身を捩るとカヲルは唇を離した。
「へぇ…ちゃんと効くんだ」
軽い声で呟くカヲル。
体はまだシンジの上にある。
「な…なんなんだよ…何してるんだ…」
状況が分からず、シンジは警戒した声で尋ねる。
「過呼吸」
「え?」
「寝ていて急に苦しみだしたから。楽になったろ?」
助けられたのか。
でも。
「だからって…口じゃなくても…」
「あーあ☆」
カヲルは傍らの棚から水のボトルを取り口に含んだ。
喉が軽く上下する。
片側だけ上げた唇が濡れて艶めく。
「せっかく助けてあげたのに」
シンジは顔を背けて言葉を続ける。
「でも…男同士でこんなこと」
「人工呼吸だよ。男も女もない。それとも…」
カヲルは再びシンジに顔を近づける。
「それ以上を期待した?」
「ばかなっ…!」
「君も分かってたんじゃないの?ずっと僕の背中にしがみついてたよ。それは強い力で」
「そんな…」
「ねぇ、どんな夢見てた?…僕の夢?」
「違っ…!綾波のっ…」
シンジがハッと気付くと。
カヲルの瞳は冷たい色に変わっていた。
「へぇ…彼女ならいいんだ」
「…カ…ヲ……?」
「なんで?彼女と僕は同じなのに。同じ存在なのに。君に触れたいと思うのも。それが人間なんだろう?」
「何の…こと?」
「ファーストの思念が僕を動かしているとしたら?君に触れたい、一つになりたいと……そしたら君は受け入れてくれるのかい?」
「何言ってんだか分かんないよ…君と綾波は違うし…」
「一緒だよ。ある部分において」
カヲルは荒々しく唇を押し付けた。
「や…やめ……んっ…」
口内を蹂躙するように舌が這い回る。
押さえつけられた体は自分で動かすことができない。
カヲルの指がある場所をなぞった時シンジの体はピクリと震えた。
苦しい。
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ
苦しい。
ハッ、ハッ、ハッ、ハッ
苦しい。
誰か。
助けて。


苦しさにもがくように左手を投げだす。
その瞬間、手に触れたもの。
シンジが荒い息でそちらを見ると。
いつものように自分に背中を向けて眠っているカヲルがいた。
では今自分の上にいたのは?
あれも夢?
それとも。
ああ苦しい。
誰か。
誰か。
誰か。
「ん…」
カヲルがゆっくりと振り返る。
「また…発作?」
とろりとした目でシンジの様子を確認する。
「しょうがないな…」
朦朧とした視界の中でカヲルが微笑むのが見えた。
唇が近づく。
シンジは無意識にカヲルに向かい腕を伸ばしていた。


助けて。
こんな僕を。
助けて。
君が。
どこまでが悪夢で。
どこまでが現実で。
そんなのどうでもいいから。
僕の息苦しさを止めて。


《END》


※悪夢の無限ループ☆(苦笑)
貞本エヴァ10巻のキスシーンのイメージで。
TVimageとは違う二人が書けたかな?
レイが死んだと思い落ち込むシンジ。
レイが発見されたと聞いて飛んでく彼に「現金なものだな…」と淋しげなカヲルが印象的でしたね。
何はともあれ「悪夢というお題」で「カヲルとシンジのカプ」を「18禁にせず」「イメージに合わせて」とゆー自分に課した設定はクリアしました☆
ま、ドレも短いしね♪
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2007/09/23 Sun. 05:01 [edit]

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