イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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【音トキ小説】同性への情動に関する考察 

はーーい!
今日も妄想文晒しちゃいますよー!wwwwwwww

今回のは早乙女学園在籍中の音トキで翔ちゃん視点!那翔もちょっとあり!

実はこれ、私がぴくしぶに上げた小説の中で一番評価点が高かったりするんですねぇ……
前日に上げたやつも初めてランキング入りしたやつだし。
音トキすごいな!!!

注※二次創作でBLです!ご理解いただける方のみ続きにお進みください!


窓を大きく開けて深呼吸する。
「はーーーーーっ!気持ちいいなーーー!」
後ろを振り返るとトキヤがレンに課題の詳細について説明している。
「ねえイッチー、そろそろ俺をレディ達の元に解放してくれないかい?」
「ダメです。日向さんから頼まれているんですから。だいたいレン、課題を提出してないのは貴方だけなのですよ?」
「ふぅ…イッチーは真面目だねぇ」
授業が終わったSクラスの教室に残っているのは俺ら3人だけ。天気はいいし、学園長は出てこないし、俺は課題も提出済みだし。いい放課後だ!
グラウンドを眺めてると音也が赤毛を揺らしながらこっちに走ってきた。
「おーーーーい翔!サッカーやらないーーー?」
「おーーーー!今行くぜー!」
俺が上機嫌で返事をした瞬間、いきなり突風が教室に吹き込んできた。トキヤとレンがバサバサと飛んでいく資料を慌てて押さえている。俺も拾うのを手伝うのにトキヤの後ろにしゃがみこんだ。
「ほら、これ」
顔を上げたら俺のまん前にはトキヤのうなじがあって、風で乱れた髪の下には小さな赤い印がくっきりとついていた………
「ありがとうございます、翔」
「べっ!別に!じゃ俺サッカーしてくるからっ!」
妙に意識してしまったのを誤魔化すように俺は急いで教室から駆け出す。

あれ……音也がつけたんだよな………?



ついこないだのことだった。
授業の合間の移動中に俺らSクラスで歩いてるとAクラスの連中とバッタリ出くわして。いつものように音也が「トーキヤー!」ってトキヤにしがみついてトキヤが「音也やめなさいっ!」って怒って。それはいつも通りだったんだけど、でもその時は音也がトキヤの耳元で何か話してトキヤが少し顔を赤くして。「私はレコーディングルームの予約の時間なので先に行きますっ!」って小走りに立ち去ろうとしたら音也がトキヤの指をちょっとだけ掴んだんだ。
それを見て俺はへー仲いいんだなーって思って、トキヤがいなくなってから「お前とトキヤって恋人同士みたいだなー」って言ったんだ。
本当に軽い冗談のつもりだったんだ。

なのに。

「え…ええええっ!!!わかるの?!」

音也の奴は、顔を真っ赤にしてそう言ったんだ………
「校則のことトキヤ気にしてるから黙ってて!お願いっ!」と付け足して。


「翔、いっくよーーー!」
俺は音也とサッカーを始めたけど、さっきのトキヤのキスマーク?が頭の中をチラチラしてて集中できなかった。こいつとトキヤが、あんなもん付くようなことしてるって……現実感が無さ過ぎる。だって俺ら男同士だぜ?トキヤは男としては綺麗だと思うけど…その…やっぱ男だし。その気になるもんだろうか?そんなこと考えてたら俺はボールを蹴り損ねたり躓いたりを繰り返しちゃって。
「翔、調子悪い?もうやめよっか?」
「ああ…悪い…」
集中できないのは俺の調子じゃなくてお前のせいなんだけどな、という言葉を飲み込んで。木陰に二人で座り込んだ。自然にアクエリを飲む音也の口元に目がいく。この口がトキヤに?………あああああダメだ!思い切って訊いちまおう!
「あ、あのさ……俺は別にお前らを非難しようとかそんなことは思ってないんだけど」
「うん?」
「どうしても訊いてみたくてさ」
「うん、なに?」
「いやその…お前がトキヤとつきあってるって…その…体のおつきあいってゆうか…ね、寝ちゃったりしてるわけ?!」
「う…うん…まあね」
何嬉しそうに照れてんだよおおおおお!!!!!
「あ、あのさ、お前中学の時彼女いたって言ってたよな?男じゃないとダメってわけじゃないんだろ?そんで…男相手に反応できたりしちゃうのか?トキヤって…やっぱ男だから肩幅あるし、胸はないし…当然…付くもん付いてるし……」
「トキヤの肌はとっても白くて綺麗なんだよ!」
モゴモゴと言葉を続ける俺に音也は顔を赤くしながらキッパリと答える。
「触ったらすべすべですっごい気持ち良くてさ…それに、いい匂いがするんだ。香水とかじゃなくて、トキヤの使ってるボディローションと体臭が混ざった匂いなのかな?すっごく優しくて気持ちいい匂いなんだよ」
なんか…うっとりしてる?
「それにさ、トキヤの声って綺麗だけど普段ちょっと硬い感じじゃない?それが二人っきりでそうゆう雰囲気になったら少し甘い掠れた声になるんだよね。それがもうたまんなくって……」
え?しゃべりながら音也の奴…なんか…前かがみになってきましたけど……

ま  じ  か  ★

思い出しただけで勃つってどんだけだよ!!!!!
「あーーーーわかった!トキヤがお前のそーゆー対象だって事はよーーーくわかった!」
俺が半分やけくそで言い放った時に音也の携帯が鳴った。メールの着信音か。画面を開いて見つめる顔がどんどんにやけてくる。…トキヤからかな。
「俺、寮に戻って課題やるよ!じゃあね、翔!」
すっげえいい笑顔で走ってく。まあいいか。あいつらは二人とも俺の友達だしな!友達同士が幸せなら祝福してやるべきだ!それが自分には理解できない感覚だとしても。

そんなことを考えながら手を振ってたら後ろから声がした。
「やれやれ。イッチーも厄介な男につかまったもんだね」
「レン!いつからそこにいたんだよ!」
気配無く近づくのはこいつの特技というか困ったクセだ。俺は驚いた後にレンの言葉を反芻してムッとした。
「…んだよ、厄介な男って。音也はいい奴だぜ」
「あれ?おチビちゃんは気がつかなかったのかい?」
「何がだよ」
レンは含むように笑ってから言葉を続けた。
「イッチーのマーキング、あれは一見わからないけれど手を出そうとすれば気がつくギリギリのところに付いてるんだよね。全部」
「…全部?」
「今日だけじゃない。ほぼ毎日さ」
「ええええええええっ!!!!」
「そして恋愛禁止で公にはできないけど信頼できるおチビちゃんにだけは関係を打ち明ける。それによってSクラスでイッチーに手を出そうとする奴がいたらおチビちゃんが抑止力になるわけだ。なかなか周到だよね。意識的か無意識か知らないけど」
……俺はただ口をあんぐりと開けてレンの言うことを聞いていた。
「ま、どっちにしろイッキのイッチーへの執着は相当なものだね」
そしてレンは「じゃ、俺はレディを待たせてるんでね」とウインクを投げて立ち去った。

1人残った俺は考え込んでしまった。男相手にそこまで夢中になれるものだろうか。しかも女の子にかなりモテてるあの音也がトキヤに?
「んー……すべすべの肌にいい匂いに、甘い声…かぁ?」
音也がトキヤの性的魅力として挙げたことをまとめてみたがいまいちピンと来ない。
そこに聞き慣れた脳天気な声が耳に入ってきた。
「あっ!翔ちゃ~~~~~ん!」
那月がだだだだだっとすごい勢いでこっちに向かってくる。
「翔ちゃん今日も可愛いですっ!」
俺は毎度のことながら今日もあの馬鹿力に抱きしめられるかと思うとウンザリする。あの腕から逃げられた例がない俺はなんだか今日ばかりは諦めてしまった。そしたら。

馬鹿力だと思っていた腕は予想外にふわりと俺を包み込んで唖然としてしまった。

いつもは俺が抵抗するのできつく感じていただけなんだろうか?頬に当たるふわふわの髪が心地いい。
(なんか…嫌じゃないかも…)
そう思ったら今度は那月の匂いに気がついた。陽だまりみたいなあったかい匂い。うん、この匂い好きかも。
俺がいつもと違って動かないから怪訝に思ったんだろうか。那月が俺の耳に口を寄せてきた。
「翔ちゃん…どうかした?」
その声が、いつもより少し低くて甘くって。その声が耳に入った途端俺の腰に何かずんとした感覚が襲ってきて。顔が火照って那月の顔を見られない。



やばい。


……俺は音也の気持ちがわかってしまった。

しかも那月相手にだなんて。


【FIN】
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2012/03/13 Tue. 07:00 [edit]

category: 二次創作(小説)

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