イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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『ハイドラの告白』『セイジャの式日』 

結構前に感想書いたことのある柴村仁著『プシュケの涙』
とても美しいお話で感銘を受けて当時慣れないSAIを使ってヘタ絵描いたりもしたんですが。
その続編である『ハイドラの告白』と『セイジャの式日』をこの度やっと読み終えました!
つかなかなか手をつけてなかっただけで読むのは一気だったんですけどねww

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このシリーズは文章もいいのですが、装丁がとにかく好きですね。
也さんの描く絵は透明感があって柔らかくて美しくて、でもどこか悲しい。
『プシュケの涙』は元々電撃文庫から出ていて分類としてはライトノベルに当たるんだろうけど、ラノベにありがちなキャラを前面に出した絵ではなくてあくまでも『空気感』が表現されてると思います。
いいなぁvv

おっと★小説なのに絵のことばっか言ってるなww

『プシュケの涙』で高校生だった由良彼方が続編では美大生になっています。
美しい容姿を持ちながら人と馴れ合おうとせず一見マイペースな『変人』由良。
そんな彼が同じ美大の先輩「ハルさん」と事件に関わってしまうお話。
前半が事件中心のミステリー風味で、後半がラブストーリーとゆうか日常を描いてるとゆーのはシリーズ共通の構成ですね。
これから読む人もいるかもしれないんでネタばれしないように気をつけますが。
ハルさんが主人公かと思うような展開で進んでいく事件、描かれる由良の人物像。
読み終えるとその全てが高校時代の「あの事件」に繋がっていたんだな、と思います。
由良の心に残った大きな大きな傷跡。
そしてシリーズの根底に流れるのは「創作者の苦悩」かな、と。
こう言ってしまうと非常に陳腐で自分でガッカリしてしまいますね(苦笑)
でも「描くことしかできない」由良やその他の創作者達、フラットな存在のハルさんの目線で語られるその姿はある種異常であり羨望の対象でもあり。
創作者の苦しみを分かるような気がする私ですが到底そこまでの高みには辿り着けない。
由良の心情を思う切なさと共に、自分が凡人であることに安堵と寂しさを感じてしまった・・・・・・そんな作品です。
彼の描く「吸い込まれそうな青い絵」を見たくてたまらなくなりました。

由良はとても哀しくて魅力的なキャラクターです。
描けるものなら挑戦したい。
彼の双子の兄との関係は腐女子の妄想にうってつけだし(笑)
彼らのイトコの女の子もすごくチャーミング。
彼女がどうなったのか、ぜひ知りたかったです♪

ラストは由良の笑顔。
それだけで、もう「いいお話だったな」って思えます。
彼の痛みが癒されたのならば・・・・・・・・・




で、やっぱりこのシリーズを読むなら最初からがオススメ!!
嬉しいことに電撃文庫の時とおんなじ装丁です♪

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2010/07/19 Mon. 23:42 [edit]

category: 読書感想

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