イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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感服しました『中庭の出来事』 

最近小説を買ってもすぐ読まず(時間がなくて★泣)
しばらく寝かせてから読む事が多いです。
だからって熟成するワケじゃないんですけどねww

そんな寝かせ本の中から読んだ恩田陸さんの『中庭の出来事』
「こいつはスゲェや!」と思ったのでご紹介します♪

中庭の出来事 (新潮文庫)中庭の出来事 (新潮文庫)
(2009/07/28)
恩田 陸

商品詳細を見る


恩田陸さんは今までいくつか作品を読んだ事があります。
正直その全部が好きな訳ではないのですが、物語の構成がとても巧みな作家さんという印象を持っていました。
そして、この作品は構成の巧みさの極みではないでしょうか?

重層的に語られる「中庭の出来事」
それは偶然見知った女子学生の死であり、売れっ子脚本家の変死であり、その死の真相を追う女優の前に投げ出された死であり、中庭をモチーフとした芝居を考える脚本家の思索であり、舞台で演じられる世界であり、野外劇場を目指す男達の物語であり。
これらの全ての世界で少しずつエピソードが重なり合い、ディテールが明らかになり、相関図が紡がれていく過程は読んでてぐいぐい引き込まれていきます。
「今私はどこの世界にいるのか」
そんな困惑と心地よい緊張感。
特に舞台のシーンは秀逸でした。
秀逸という言葉が相応しいのか迷う程。3人の女優と刑事の心理戦とおぼしきやり取り。
劇中劇中劇(?)として演じられる「ロミオとジュリエット」「真夏の夜の夢」「桜の園」が物語を示唆するようで、小気味良いスパイスになってます。
(コレ読み終わってから「ガラスの仮面」読み返したのは内緒ですww)

結局は作者の手の平で転がされてたのかな、という話ですけど(笑)
ガッカリとかではなく「そう来たか!」と素直に感服しました♪
買った時は地味なタイトルにあまり期待していなかったのですが(え★)
今は「読んで良かった!」と思ってます。

演劇やミステリーに興味があって未読のアナタ、オススメですよ!
是非とも手に取ってみてください♪
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2009/11/23 Mon. 17:41 [edit]

category: 読書感想

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