イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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オリジナルSS『12ヶ月』#5 コイノヤマイ 

12回やる予定だけど何の構想もまとまっていない、行き当たりばったりのオリジナルBLシリーズww
今回はなんとこのシリーズ初のエロシーン付きですってよ!←(何その他人事口調★)
年齢制限の設定には迷いますが、ホモとエロに免疫のある方のみお読みください。
初めてこのシリーズを読む方はカテゴリーの『オリジナルSS』から探して第1話から順にドーゾ♪

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「……もと………もと…」
………ん?
「岡本…」
なんか…誰か……俺を呼んでる………?
「岡本っ!!」
「え?!うわ★上杉っ!なななに?でっかい声だして」
「いくら呼んでも返事しないからだろ。どうしたんだよ?ボーっとして。GW明けから変だよ、岡本」
「そ、そう?」
我にかえるとここは昼休みの屋上。
隣に座る上杉が眉を寄せて目を伏せた。
「もしかして……進学コースのこと、後悔してる?」
「………へ?」
思いもよらない言葉に目がばしばししてしまう。
「俺に合わせてくれたけど、本当は違うのにすれば良かったとか……」
「ち、違う!!そんなんじゃないって!」
真剣な顔をしたコイツを納得させるのは骨が折れる。
「ほ、ほら。5月病?てゆうか。俺GW中ずっと昼夜逆転してたからさ、時差ボケかなーー?とか」
「……本当?それだけ?」
「うんうん!」
「…ならいいんだ」
上杉が力を抜いてホンワリと笑う。
俺も一緒にへへっと笑ってみたけれど………
自分で分かってる。
俺が最近おかしいのはそんな理由じゃないって。
そう、あれはーーーーー


あれはGWも最終日の5月6日。
俺は何気なく近所のコンビニに行ったんだ。
「あ、このジャンプまだ読んでなかった」
雑誌コーナーの前でそう思って手を伸ばしたら、同時に伸びてきた手があって。
お互い顔を見合わせたら。
………………………
こいつ!確か上杉と付き合ってた…!!!
「……へー、偶然」
「そ、そうですね!」
…なんだよ、ヘラッとしやがって★
俺はさっさと雑誌コーナーを離れて当初の目的だったアクエリやらコーラやらを抱えてレジに急いだ。
そいつも雑誌を2~3冊とガムを持ってレジに並んで、結局俺のすぐ後でコンビニから出やがった。

てくてくてく。
てくてくてく。
てくてくてく。

「~~~~~~~どこまで付いてくんですかっ!!!アンタはっ!」
「…だって俺んちこっち。帰省中なんで」
「へ?」
「3丁目26番地」
…開いた口が塞がらない。
「…同じ町内?」
「うん、それから俺はアンタじゃなくて前田だから」
「あー、さいですか…」

てくてくてく。
てくてくてく。
てくてくてく。

「…………………」
気まずさに耐えながら黙々と歩く俺の背中に、前田さんとやらは軽く言い放つ。
「やー、こんな狭い範囲にホモって集まるもんなんだね!」
「俺はちげーよ!!!」
反射的に怒鳴ると前田さんが急に声のトーンを落とした。
「………お前ら…まだヤってないんだ?」
な、なんだよ!何でそんな気の毒そうな顔すんだよ!!
「ちょっと…話さない?」
「お俺は別に話すことなんか…」
「コーヒー奢るから。ケーキもつける?」
………うっかりついて行ってしまったのは別に奢りに釣られたワケじゃないんだ!
たぶん………★


ちょっと歩く距離にある表通りのカフェに入った。
もちろんオープンテラスなんかじゃなくて目立たない奥の席を選んで。
前田さんは俺が散々悩んでケーキを決めるとすかさずおねーさんを呼んでオーダーした。
その言い方とか仕草がなんかスマートで。
……自分と全く違う人種に思えた。
いっこしか違わないのに…
そんな事ボンヤリ考えてると前田さんが喋り出した。
「お前さ、俺の事全然知らないみたいだけど、俺はお前の顔と名前くらい知ってたぜ」
「……え?」
「だって小学校の時集団下校で同じ班だったじゃん。岡本あの頃から人の言うこときかないガキだったよな」
「あははははは★」
そっか…同じ町内……俺ってば!!
「だから上杉からお前を好きだって聞かされた時はなんであんなガキを、って思ったんだぜ?」
苦笑いが止まった。
「お待たせしましたあ。ケーキセットのお客様は…」
「あ、はい」
おねーさんが手際よくテーブルの上を埋めていく。
「ご注文の品以上でお揃いですか?ごゆっくりどうぞ」
前田さんはおねーさんに軽く頷いてから言葉を続けた。
俺は生クリームののったチョコレートケーキをおずおずとほおばりはじめる。
「卒業式の時こいつらまだだなーって思ったけど、まだ進展なかったとはな。デートとかしないの?」
「俺らだって、デ、デートしたよ!」
ついついムキになったけど。
「へえ?どんな?」
「………えと。こないだは」
上杉が『映画行かないか?岡本が見たいって言ってたのタダ券もらったんだ』って誘われて。
待ち合わせてアクション映画見て。
終わったらラーメン食べて。
その後本屋寄って参考書選んでもらって……
「…そんだけ?」
「そ、そんだけって」
「それフツーの男友達と出かけるのとドコ違うの?」
う………確かに★
……別れ際は上杉が照れくさそうに微笑んで軽く手を握っただけ。
俺はその顔を見てキスしないのかな、と思ったけど。
卒業式以来あまりベタベタしなくなった上杉はそれ以上触ってこなくて……
俺から何かするとかできなくて……
何も言えなくなった俺はフォークをくわえたまま俯いてしまった。
何か言いたげな前田さんの視線が俺に突き刺さる。

と、その時。
「え?!」
前田さんがいきなり俺の腕を掴んできた。
「お前ちょっとこっちこい」
「な、なんすか?」
引きずられるように連れてこられたのは男子トイレ。
ワケが分からなくて目を丸くしてる俺の顔を前田さんがじっと見てる。
「えと…あの……何を…」
「クリーム、ついてる」
前田さんはそういうと俺の口の横をペロリと舐めあげた!!!
驚く間もなく唇が塞がれ舌が入り込んでくる。
突き飛ばそうとする前に腕は絡みとられていた。
「ん……ふ…うっ……」
「…あま」
舌をねちっこく絡ませあう。
腰を手が這い回る。
前に上杉に同じようなコトされたけど……なんか………違う…っ!
怖い。
ゾクゾクする。
なのに力が抜けて逃げられない。
足がガクガクと震える。
「あ、あ、あ、や……」
「感度いいんだ」
俺のTシャツの胸がはだけられヤツが乳首を舐めまわす。
イヤなのに。
イヤなのに……体が言うことをきかない。
勝手に熱を帯びてくる。
ヤツの手が位置を変えた。
「!そ、そんなトコ…!はな、離して…」
「静かにしろよ。感じてんだろ?ほら」
耳を舐められ甘咬みされて。
初めて人に触られた俺のモノは更に立ち上がる。
ヤツの手がくちゅくちゅと動き出した。
「や…め……あ…あ…」
頭がおかしくなりそうだ。
自分が涙目になってるのが分かる。
「だ…だめ……出る…」
「出しちまえよ」
その手は動き続け。
俺は初めて人前で白い液を散らした。


……やっと前田さんが手を離した。
俺はぐったりと洗面台に寄りかかる。
「……なんで?」
それはこの人と自分への疑問。
好きでもないのに。
「…あいつと俺はこうゆう事してたんだよ」
上杉…と……
「俺はあいつに未練あるけど、その気のない奴をどうこうしようとは思ってねえよ。でもな…」
前田さんはすごく優しい手で俺の髪をくしゃりと撫でて言った。
「あいつが…欲しいもん与えてもらえないなんて……可哀想だろ」

涙が零れそうになった。
この人がこんなにも上杉を好きな事に。
そして俺の上杉への想いがこの人にかなわない事に。

「落ち着いたら出な。会計済ましとくから」
前田さんはそう言ってドアを開いた。
そして振り向きざまに呟いた。
「お前、抱かれる方が向いてるかもな」
………え?それって……
パタン。
そうして。
前田さんは俺の視界から消えた。





あれ以来。
上杉を見るとあの人が上杉を抱いているのが頭に浮かんでくるんだ。
何も出来ずに眺めてる俺の姿も。
どうしようもなく。

「岡本?」
「あ?え?」
「またぼうっとしてる」
優しく笑う上杉。
そんな時でも俺は上杉の顔があの時どんな風に歪むのか想像してしまう。
「次移動教室だから早く行こう」
びくり。
立ち上がった上杉が俺の肩に手をかけた。
それだけでやましい事を考えていた俺の顔は赤くなる。
「…やっぱり変だな、岡本。熱でもある?」
額に手をのばそうとする上杉から慌てて離れる。
「だっ大丈夫!!ほら、なんか暑くなってきたからっ!」
「…そう?」

そう。
これはたぶん。

-ーーコイノヤマイ-ーー


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


初めてのエロシーンだってのに主人公カプじゃないとは★
そういや恋人同士じゃないエロって書くの初めてだな……

今回書いてて、何故この二人の関係が進展しないのか分かりました。
二人とも受けくさい!!!(笑)
受×受をどうまとめるか……
いっそ岡本に前田さんを追いかけさせるとかww
体から始まる関係とかもありか…?
って、そしたら上杉どうなるのよ!

と、書いてる本人もどうなるか分からないこのシリーズ。
良かったら次も読んでやってください♪
次は6月…梅雨っちゅー事で雨絡みの話かな?
ちなみに今回は岡本が前田さんに襲われた5月6日から書き始めて今日書き上がりました(笑)
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2009/05/10 Sun. 07:03 [edit]

category: オリジナル小説(BL)

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コメント

浅月香音さん江

かのんちゃん、ども♪←(馴れ馴れしいっ!)
せっかくコメントいただいたのにレス遅くなりましたΓ○;

前田先輩の顔ねーww
うん、私も考えてみようかな♪
背が高くてちょいロン毛でやや垂れ目ぎみ…なイメージですねvv
もしかしたら近い内に描くかも。
岡本くんの顔も考えてみよーっとw

確かにどんなキャラにも受けっぽさを見出してしまうと攻めが足りませんね!
薔薇百合ってなんてステキな言葉ww
つか実は最近リバも好きなんですよ(笑)←(節操ナシ★)
リバはCPを救うwwww

続きね。
6、7月の話はだいたい考えたんで(妄想したともゆうww)
細かい状況設定を詰めたら書きはじめる予定です♪
良かったらまた読んでやってくださいvv

ではコメントありがとでした!!^^ノシ

うっちぃ #79D/WHSg | URL
2009/05/12 21:48 | edit

たびたびすいません笑

たびたびすいませんw笑
浅月ですww(^ω^)

うっちぃさんのSS最高ですwww
さっきから頭の中で前田先輩の顔を妄想してます←

受け受け困りますよね笑
最近思ったんですが、あたしの頭の中だと、
人口の6割以上が受けな気がして攻めが4割になってしまうので、絶対に攻めが足りないと思うんですよね!!←
ですから薔薇百合もありだと思うんですよね←
リバースもありだと思いますがww←

乱文失礼しました(^ω^;)

6月も楽しみにしてます!!(^ω^*)

浅月架音 #79D/WHSg | URL
2009/05/10 10:55 | edit

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