イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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憧れ男性ちぇ~~~っく♪ 

『お前さんをチェックします』とゆーサイトを見つけまして。
その中の【憧れ男性チェック】とゆーのをやってみました。
質問に答えて、その結果で診断するものです。
さあ、どんな結果が・・・

*********************************

うっちーさんの憧れの男性について
細身で知的な感じの男性が好みなようです。

それでは次に、それぞれの項目について詳しく分析をしてみましょう。まず、雰囲気ですが、うっちーさんの場合落ち着きのある男性が好みのようです。ごく一般的な普通の男性です。
次に知的属性評価ですが、割と知的な男性が好みのようです。男は顔じゃない、学歴よ!という人に多く見られるタイプです。
そして、割と真面目な男性が好みです。小さい頃学級委員長などに憧れたのが初恋といった感じです。
男性の体型に関しては、かなり痩せた男性が好みのようです。ピチピチの皮のパンツを履かれるとたまらない感じです。

さて、見た目からみた男性的な傾向ですが、割と中性的で綺麗な男性が好みなようです。彼氏にふざけて化粧を施したことのあるタイプです。
次に顔的な好みですが、割とさっぱりした柴犬みたいな男性が好みのようです。
そして、かなり大人っぽい顔が好きなようです。童顔と言うだけで子供に見てしまう傾向があります。

そんなあなたにオススメなのは…

1位 福山雅治 (269.6点)
2位 山下智久 (266.8点)
3位 松山ケンイチ (262.6点)

【 憧れ男性ちぇっく http://checker.from.tv 】

**********************************

ほおおおお~~~~~~~!
結構当たってる気がする!!
細身で中性的な綺麗で頭のいい男vv
たぶんコレは「抱かれたいアニメキャラ」で夜神月と答えたからじゃないかと思いますが。
(他の選択肢は悟空、ケンシロウ、デューク東郷とかだったんですよ・・・)
あ、コレは違う!と思ったのは
「男は顔じゃない、学歴よ!という人に多く見られるタイプです。」
違う!男は顔だ!!学歴もあればもっといいけど重視はしてない!!←(何力説☆)
何はともあれ、オススメが福山雅治とゆーのが大満足な結果です♪
・・・ウチのダンナですか?
「かなり痩せた男性」ってトコだけ当てはまってます☆

で、コレはサーバー1で診断した結果。
試しにサーバー2でもやってみると、もっとぶっちゃけた結果となりました(笑)
(質問は同じものが多かったです)

**********************************


うっちーさんの憧れの男性について
大人な顔立ちの知的な感じの男性が好みなようです。

それでは次に、それぞれの項目について詳しく分析をしてみましょう。まず、雰囲気ですが、うっちーさんの場合落ち着きのある男性が好みのようです。ごく一般的な普通の男性です。
次に知的属性評価ですが、かなり知的な男性が好みのようです。お酒を飲んでいるときにちょっとしたカクテルのうんちくを語られると抱かれたくなります。
そして、ちょっとやんちゃな男性を好む傾向があります。ちょい悪がツボです。
男性の体型に関しては、かなり痩せた男性が好みのようです。ピチピチの皮のパンツを履かれるとたまらない感じです。

さて、見た目からみた男性的な傾向ですが、相当中性的な男性が好みなようです。女性っぽい男性がツボで、ビジュアル系とかに弱いと思われます。
次に顔的な好みですが、かなり外国人ぽい顔立ちが好みです。
そして、相当大人っぽい感じが好みです。ガキは引っ込んでろ!と言わんばかりの大人好きです。一まわり上でも全然付き合える感じです。

そんなあなたにオススメなのは…

1位 水嶋ヒロ (265.4点)
2位 福山雅治 (257.8点)
3位 河相我聞 (251.8点)

【 憧れ男性ちぇっく http://checker.from.tv 】

**********************************

カクテルのうんちく・・・ねぇよ(笑)
ちょい悪・・・うん、ツボかもしれない。
結構黒いんだけど肝心のトコで詰めが甘い某主人公とか♪
「割と中性的」が「相当中性的」になってる(笑)
大人好きはウソです。
少なくとも自分より若いのがいいです。
一回り上なんて・・・そんなオッサン耐えられねぇ!!
オススメが水嶋ヒロくんに変わってましたがヒロくんも好きvv(仮面ライダーカブト!)
でもこの条件なら城田優くんも当てはまると思うんだ。
そして私は城田くん好きなんだvv
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2008/05/30 Fri. 09:22 [edit]

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cm 6  tb 0 

関矢くんはこんな顔 


ダラダラ書き続けてるBLSSシリーズのキャラの顔を考えてみました。
まずはヒロイン(笑)の関矢くんです。

服のデザインが思い浮かばなかったので高校の制服ver.で。
ホントは学ランのイメージだったんだけど描きづらかったからYシャツにネクタイで←(テキトーだな☆ヲイ)

いつも模写ばかりしてる私が一から考えてみるのはちょっとシンドかったです☆
とりあえず関矢くんはこんなトコで固まってきたんですが、相方の安斉くんはまだ決まりきっておらず。
この関矢くんに見合ったイケメンメガネとゆーのが難しくてね・・・
試しに描いてみたら『乙男(オトメン)』に出てきそうな絵になった(笑)
チクショウ☆メガネなんて設定にしなきゃよかった!!

で、そのBLSSですが。
現在いきなり最終回を執筆中です(笑)
時系列の後ろから埋めていこうかな、とか思いまして。
でも発表は時系列に沿っていくので、ある日突然一挙発表で終了となる可能性もあります(笑)

2008/05/29 Thu. 12:42 [edit]

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cm 2  tb 0 

5月にDLした曲♪ 

ようつべで音楽紹介シリーズ。
5月といえば春の新番組の曲が次々とリリースされる頃ですよーーー!!
豊作、豊作♪
(アニソン以外もありますよんw)

UVERworld  『Just break the limit!』
CMソングですね。
前向きでなんだか勇気を与えてくれる曲。
「遅すぎることはないと言ってくれた88の鍵盤」は私にとってはPC。
SSやイラストをこの年で書くようになって、素人の自己満足レベルであるけれど創作の喜びを味わう事ができました。
聴きながらそんなことも考えたり。




坂本真綾  『トライアングラー』
『マクロスF』のOPで今期一番の耳タコソング(笑)
やっぱ菅野よう子&真綾の組み合わせ最強!!




シェリル・ノーム starring May'n  『ダイアモンド クレバス』
また『マクロスF』から(笑)EDの曲です。
ドラマチックな声が美しい。




シェリル・ノーム starring May'n  『射手座☆午後9時Don't be late』
またもや『マクロスF』(笑)歌姫シェリルがライブで歌う曲。
ニュアンスのある声が大好きだvv
「もってっけ~~~♪」の開放感が素晴らしい♪




Base Ball Bear  『changes』
『図書館戦争』のED。
Base Ball Bearってとにかく気持ちいいですよね♪




BACK-ON  『Sands of time』
『ケータイ捜査官7』のED。
番組は見たり見なかったりだけど、この曲とにかく好きvv
スピード感のあるサウンドに切ない詞を乗せてるのがツボ♪
冒頭の声にエフェクトかけてるのもいい味です。




POSSIBILITY  『sanagi』
『銀魂』のED。
明るくて気持ちいい、走り出したくなるような曲ですね♪




そ・し・て!!コレですよっっっっっ!!!

ORANGE RANGE 『O2』
待ちに待った『コードギアスR2』のOP!
ラップ部分も合わせて聴くとちょっと違った味わいでイイですね♪
でもPVはなんじゃコリャ☆ですけど(笑)



6月も楽しみな曲が目白押し♪
うっふっふっふーvv

※追記
なんか削除が早すぎでようつべ貼り直しが全然おっつかないです・・・

2008/05/28 Wed. 09:59 [edit]

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cm 0  tb 0 

最近のリボ絵 

最近絵は、えり093さんの絵ちゃ室にお邪魔してリボーン絵を描いてる私です。
そこで描いている絵を晒してみますね。
絵ちゃなんで荒いですけど☆


雲雀。
ネクタイを緩める仕草って色っぽいかも・・・と思って描いてみた。


スパナ。
あの超マイペースなとこが大好きですvv


ツナ。
塗りが難しかったですね☆特に炎が。

他に骸も描いたけど出来が気に入らないのでココには出さず☆

まあ、私が使いこなせてないのもあって、なかなか上手くいかないですけど。
この絵ちゃは色の透明度が調節できるんで、手書きブログよりも描きやすいです。
(・・・厚塗りの練習は?)
ストーカーのように(笑)出没する私をえりさんは優しく迎えてくれるのでホントありがたいですね♪
たぶん今後も出没します。
つか自分トコで絵描けや☆

2008/05/28 Wed. 09:15 [edit]

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cm 6  tb 0 

『同級生』に萌えてます 

なんか今身悶えしたい気分です。
何故って。
中村明日美子さんのBL漫画が原作のサウンドドラマ『同級生』がもう!!
萌えで萌えで!!!!!

原作漫画は以前しのぶんさんの紹介記事を見て購入しまして。
そのもどかしくも気持ちが少しずつ近づいていく過程が堪らない名作ですvv
その大好きな漫画のサウンドドラマ!
期待たっぷりに聴きましたが、実際音になると違った感動がありました♪

繊細メガネ優等生の佐条の声は野島健児さん。
あまり萌え声の記憶はありませんでしたが、大人しくも態度の端々にキュンとくる佐条を表現されていて「うわvv佐条だ、佐条だよ!!」と興奮してしまいました♪
理想の受けだvv←(ヲイ☆)
(この作品はちゅー止まりです)
人気者バンド少年の草壁の声は神谷裕史さん。
(※間違えた☆裕史じゃなくて浩史さん。裕史は野島兄でした)
絶望先生やティエリアでお馴染みの方ですね。
なんかクールな役のイメージが出来てたんですが、もううろたえたり空回っちゃうトコがすんごい可愛くって!!!
「だって俺、お前のこと好きになっちゃったみたいな感じなんだもん!」
の叫びはホント、キターーーーーーーーーー!!!ですよ♪

合唱曲も「へー、こんな曲だったのか☆」と思ったり(笑)
(何人で歌ってるんだろう?)
原先生役の石川英郎さんもいい味で二人に絡むのが楽しみです♪
ちなみにCDではなく携帯のコミックサイトでダウンロードして聴きまして、今回は配信第1回。
全4回の予定だそうです。
ワクワク♪

2008/05/27 Tue. 21:13 [edit]

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cm 2  tb 0 

単発オリジナルSS:だからその手を離して 

またもやいつものシリーズとは別のSSです。
この前の単発SSとも別物。
BLには変わりないですが(笑)
エロは…あると言えばあるような…
(何だ、この曖昧さ☆)
あると覚悟してもらった方が無難でしょうね?



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


最近バイト仲間の須藤が妙な事を口走るようになった。

「西内っていいケツしてるよな」

はじまった……
「出たよ~!須藤、お前マジそっちの人なの?」
「西内だけ?俺らは?」
「俺は西内がタイプなの」
「須藤く~ん、セクハラで訴えられるよん」
俺が反応するより早く、他の連中がゲラゲラ笑いながら須藤にツッコミを入れる。
俺は無視してホールの補充に向かった。
が、すれ違いざまに腕を掴まれる。
「ねぇ、今度俺とヤろうよ」
俺より少し背が低い須藤の、上目遣いのイタズラっぽい眼差し。
「…バカなこと言ってないで、そろそろ客来るぞ!」
俺は目をそらして力いっぱいその腕を振り払った。
「須藤ふられた~」
「うっせーよ。じゃ厨房入りま~す」
須藤は表情を変えずに帽子を直して奥へ消えた。
カラン。
「いらっしゃいませ!」
今日もいつものように仕事が始まる。

このアメリカンサイズのハンバーガーショップでバイトするようになって約2年。
須藤は同じ頃に入ったバイト仲間で、年も同じだから店の中では一番よく話す相手だ。
プライベートでは付き合いないけど、ヤツのコロコロ替わる彼女の話とかはしょっちゅう聞かされていた。
短期バイトの女の子と付き合っていたのも知ってる。
そんな、女が絶えなかった須藤がある日俺を誘うような事を言い出すようになった。
最初は単なる悪ふざけだと思ったのに。
毎日続いてるって…

「お疲れー!」
「な、これからみんなで飲み行かねぇ?給料でたし」
「おー、行くべー」
「ドコにすんのよ」
更衣室であっという間に飲み会の話がまとまった。
須藤が笑顔で俺の方に振り向く。
「西内も来るよな?」
なんなんだ、この無邪気な顔は。
「いや…今日は止めとく」
「え?なんでだよ?」
「酔っ払ったら須藤にお持ち帰りされるかもしれないもんなぁ!」
一人の言葉に全員がドッと湧く。
「黙れよ」
「違うって…ちょっと風邪気味なんだ」
「え?大丈夫?」
「一晩寝れば治るよ」
「そっか、お大事にな」
ほら。
なんであんな事言い続けながら、こんな普通に親しい顔もできるんだ。

やめてくれ。


一人暮らしのアパートの鍵を開ける。
暗い部屋に自分で照明をつける。
汗ばんだ服を洗濯機に放り込むと風呂場に入る。
目を瞑り頭からシャワーを浴びる。

ダメだ。

目を瞑ると浮かぶのは須藤の上目遣いの顔。
そしてあの声。
「今度俺とヤろうよ」

今まで何人かの女と普通に付き合ってきた。
男と付き合うなんて冗談でしかなかった。
それなのに

須藤が初めて俺に「ヤりたい」と言ったあの日。
俺は夢の中であいつを抱いていた。
妙に生々しいあいつの嬌態にうっとりしている自分がいて、目が覚めた時背筋が凍るかと思った。

シャワーに打たれながら俺の手は快感を求めて動きだす。
俺の妄想の中でその指は須藤のものに代わり、震えるほどの感覚が押し寄せる。
「あ……須藤…須藤……あっ…!」

俺は風呂場の床にしゃがみ込み、気がつくと嗚咽をもらしていた。

もう嫌だ。
あんな事を言い続けるあいつが嫌だ。
あんな冗談でこんな風になる自分が嫌だ。
立ちすくんで。
苦しくて。
自分の想いに閉じこめられている。



「西内、風邪もういいのか?」
「ああ、もう平気」
だって嘘だから。
「昨日西内も来れれば良かったのにな。盛り上がったんだぜ」
「今度な」
今夜の閉店作業は久しぶりに須藤と二人だった。
前に一緒になった時は須藤が女の話ばかりして、俺は呆れながら聞いていて。
でも今の俺は須藤の顔を見れなくて黙々と作業を続けるだけだ。
口数の少ない俺を変に思ったのか須藤の言葉もどこかぎこちない。
「あ、あのさ…」
長い沈黙の後に須藤が口を開いた。
「俺…西内に話、あるんだけど」
そう言った須藤が後ろに体重をかけた時、積み上げていた椅子がバランスを崩しだした。
「…須藤!」
反射的に名前を呼んで駆け寄っていた。
「…てぇ」
須藤に覆い被さった俺の背中に鈍い痛みが走る。
「ご、ごめん!西内、大丈夫?!」
「ん…」
慌てる須藤の声。
気がつくと、目の前に日に焼けたうなじがあった。
夢で見たのと同じ。
須藤の匂いだ……


「に…西内?」
震える声に我に返る。
俺は須藤を後ろから抱きしめ、そのうなじに顔を埋めていた。
無意識に。
「あ…あのさ…アレ本気にした?俺の…」
須藤の声は怯えている。
「ち、違うんだよ……実はさ…ほら、ユカの奴がさ…最近ストーカーみたくなっちゃって……俺がホモだって噂…なれば…諦めるかなって…」
ほら。
俺はとんでもないバカだ。

「いてっ!」
須藤から離れるためにあいつを突き飛ばす。
「ば…ばぁーーーか!何びびってんだよ!」
俺の声は震えてないか?
平気な顔ができているか?
ああ、須藤が困惑した顔で俺を見ている。
「てめーのいつものセクハラのお返しだよ!」
虚勢はここで限界だった。
俺は店を飛び出して走りだす。


あいつが俺と同じように思ってるなんて

そんなはずないのに

あんなことをしてしまって

とり返しがつかない

俺は

この想いは

どこへ


ねっとりとした夜の空気が息苦しく纏わりつく。



仕事になんか行きたくなかった。
須藤と顔を合わせるのが怖かった。
それでもシフトに穴を開けるわけにはいかない。
陰鬱な気持ちで店に向かった。
開店前の人影もまばらな通り。
従業員出入り口に行くため裏手に回ると、一番会いたくないヤツがそこに立っていた。

足をすくませていると向こうから駆け寄ってくる。
「西内!俺…ごめん!」
「須藤…」
「俺…西内だったら俺の事分かってくれてる気がして…あんな事言っても大丈夫だって勝手に思い込んで…」
須藤はなんだか必死だった。
「でもさ…お前、俺を避けるようになっただろ?まずいなって…ちゃんと事情話さなきゃって…思って……でも……遅いよな…」
やめてくれ。
俺なんかのために傷ついた顔をするのは 。
「お前みたいないい奴をあんな怒らせて…俺…俺…」
やめてくれ。
俺はこう言うしかないじゃないか。
「もういいよ。気にしてないから」
こんな、大嘘。
なのにお前はホッとして俺の手を取るんだ。
「…良かった!俺お前に嫌われたかと思って心配で…」
それがどんなに残酷な事かも気づかずに。
せめてお前が罵ってくれたら俺はここから逃げ出せるのに。


俺から拒むことなんてできない。

だからその手を離して。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


私にしてはビターめな話でした☆
テーマは『片思い』
発想の元は
「一般の場所でホモ同士が都合よく出会うわけがない」
「ホモネタって冗談としてはポピュラーだよな」
と考えたトコから。
この次はいつものシリーズの続き書きますよ♪

2008/05/23 Fri. 19:43 [edit]

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ルルロロSS:Surrender 


第7話に萌えすぎたついでにイラストとSSも書いてみます。
(ついでって☆)(笑)
前回のSSはロロの心境を語ってみましたが、今回はルル側で。
シンジュクでの二人の続きを勝手に妄想デスvv


********************************


「大丈夫・・・僕だけはどこにも行かない・・・ずっと・・・兄さんと一緒だから・・・」

俺を見つめるまっすぐな瞳。
まるで揺らいでる俺を必死で自分に繋ぎとめようとするような。
そうだ、この瞳は・・・
俺が偽りの記憶を植え付けられてからずっと、ひたむきに俺の傍にあった。
いつも。
いつも。
俺を見ていた。
その瞳の強さに吸い寄せられて俺は唇を近づける。
ロロは動揺することなく受け入れた。

「お前は・・・逃げないんだな」
「言ったでしょ?ずっと、一緒にいるって」
「ふ・・・そうだったな・・・」
ふと腕の中におさまる細い身体の温かさに気づき、無性に泣きたくなった。
「・・・ロロ・・・俺は・・・っ・・・!」
肩に顔を埋め震える俺の背中をこいつは優しく抱きしめる。
「いいんだよ、兄さん・・・楽になって・・・」
優しくて。
暖かくて。
その甘い言葉にすがりたくなる。

こいつは人殺しなのに。

・・・ふ・・・俺も・・・同じか。

こいつが俺側に付いた時、勝ったと思った。
ナナリーのいた場所に居座るこいつをとことん利用してやろうと思った。
なのに今はこのぬくもりが離せない。

分かっているさ。
こいつの俺への執着は初めて得た家族と呼ぶ存在に対してだと。
機密局を裏切った今、俺の傍しか居場所がないからだと。

俺はそんな偽りと打算の関係を利用してこいつの熱を奪い続ける。
そして
いつの間にか依存している。


指に絡む柔らかい巻き毛を、温度の高い唇を味わいながら思う。


罠に落ちたのはどちらなのだろう?



******************************


短かったですね☆
絵の方でだいぶ力を使い切ったせいもあります。
(その割に雑な絵だけどさ☆)
ロロは初描き。
可愛すぎて描きづらかったデス。
ルルのやつれた感じは出せたかな、と思ってます。

2008/05/20 Tue. 08:21 [edit]

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オリジナルBLSS11:it's my family!(後編) 

安斉くんのお姉さんが活躍(?)した前編。
後編は安斉くんドキドキの関矢くんお宅初訪問です(笑)
初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ♪


★★★★★★★★★★★★


「え?いいの?」
その日関矢から来た電話は。
家に遊びに来い、と言うものだった。
この間は歯切れが悪い感じだったからイヤなのかと思ったんだけど。
「…母さんがさ…ぜひとも夕飯食べに来てって…」
…やっぱ関矢本人はイヤなんだろうな。
なんか声のトーンが低くて、後ろで女の人のけしかけるような声が聞こえる。
おふくろさんの前で急かされて電話してんのか。
でもまぁ、何はともあれ初めて関矢の家にお呼ばれ…vv
「ありがと!絶対行くよ!」
「いや、そんな気合入れる程の事じゃ…用事あったら別にいいから」
「それより大事な用なんてあるワケないだろ!」
「本当にいいんだって…」
関矢の声の後ろから「瞬てばそんな事言わないの!」と聞こえた。
思わず笑みが漏れる。
可愛いおふくろさんなんだな。
「おふくろさんに必ず行くって伝えといて!」



地図は事前にメールで送ってもらった。
手土産は散々迷った挙げ句、森本のオススメのケーキ屋のシュークリームにした。
なんか落ち着かなくて気が付いたら約束の時間より一時間も早く着いてしまった。
小学校の真ん前にある小ぶりなパステルカラーの二階建て。
表札に『関矢』
ここかぁ…
あ、俺緊張してる?
息子さんをください!とかやりに来たんじゃないんだけどな。
あくまでも友達…としてなんだけどな。
おそるおそるインターホンを押してみる。
ピンポーン……
誰も出ない。
…こんだけ早けりゃ留守ってコトもあるか。

関矢の家族かあ…
おふくろさんどんな人かな。
やっぱ関矢に似てるのかな。
きっと小柄で女らしくて優しくてエプロンが似合う感じの…

俺が玄関前であれこれ想像していると、後ろから声をかけられた。
「あらぁ?もしかして瞬のお友達の…?」
はっ!関矢のおふくろさん?!
コロコロとした柔らかい声はイメージ通りだ。
「はっはい!安斉といいます!すいません、僕時間間違えてしまったようで…」
俺が慌てて振り向くと。

そこにいたのは、ジャージを着込んで首からタオルを下げた汗だくの妙にガタイのいい中年女性だった……


それからほどなくして関矢が帰ってきて。
夕食の支度ができるまで待っているようにと関矢の部屋に通された。
ドアを閉めると関矢が憮然とした顔で俺に尋ねた。
「安斉、なんでこんな早く来るのさ」
「え、なんか嬉しくて」
俺が即答するとちょっと赤くなって頬を膨らませる。
可愛いんだよなぁ…コイツ。
ふと部屋の中を見回す。
関矢の部屋は隅々まできちんと整頓されていて生活感がない程に掃除が行き届いていた。
棚の中までホコリ一つ見当たらないのは、これが付け焼き刃ではなく通常の状態なんだろう。
「すげぇキレイにしてるんだな…おふくろさんがやってくれてんのか?」
「とんでもないっ!!」
俺の問いかけに関矢はいきなり声を荒げた。
「あの人に任せたらどんな怖ろしい事になるか……床に落ちてる物は何でも捨てるし、掃除機はどこにでもぶつけて歩くし、人の引き出しは勝手に開けてひっくり返すし…とにかく大雑把で傍若無人なんだよっ!!!」
…こんな長文を一気に叫ぶ関矢は初めて見た。
「えーと…つまり自分で掃除してんだな?」
「そうだよっ!母さんに掃除する隙を与えないために必死でね!」
…なんか良く分かんないけど関矢も苦労してるらしい。
あのおふくろさんに会わせたくなくてイヤがってたのかな。
「今日親父さんは?」
「いっつも帰り遅いよ。ハウスメーカーの営業だから」
「ふぅん…関矢って親父さん似?」
あのおふくろさんとはイメージが違いすぎる。
「あー、そうかも。父さんも俺と同じでモヤシみたいな体してる」
…コイツ自分の事そんな風に思ってたのか…
そこで下から声がかかった。
「二人共ーーー!ゴハンにしましょー♪」

階段を降りながら関矢が俺に囁く。
「…期待しないでよね…」
おふくろさん料理得意じゃないのかな?
おそるおそる食卓に向かうと。
「やっぱ男の子は肉でしょー!遠慮しないでたくさん食べてねーー!」
満面の笑みを浮かべたおふくろさんが汗だくになってホットプレートで肉を焼いている…のはいいんだが。
その量が尋常でなかった。
そりゃ肉は好きだけど……何人分あるんだ?!コレ!
今日はあと10人くらい来るのか?!
関矢がぼそりと俺に耳打ちする。
「大雑把なこの人に一番向いているメニューで、量は自分が基準なんだよ…」
おふくろさんの基準?これが?!
「ほら、二人とも早く座って!安斉くん食べるでしょっ?ウチは瞬もお父さんもあんまり食べないからつまんなくって~♪」
「はい…ご馳走になります…」

関矢のおふくろさんは実によく喋り、よく焼き、よく食った。
「安斉くんはいい体格してるわねぇ。何かスポーツしてるの?」
「はぁ…高校の時は陸上で走り幅跳びを…でも今は特に…」
「まぁ、勿体ない!バレーやりなさいよ!バレー!バレーはいいわよぉ♪」
…俺バレーやる程の身長じゃないんだけどな…
そこで関矢の耳打ちガイド。
「ママさんバレーに人生かけてる人なんだよ…」
ナルホド☆
そして関矢のおふくろさんはバレーが如何に素晴らしいか、自分が全国大会まで行くのにどれだけ練習を積み、どのように活躍したか延々と話し。
合間に俺達の皿に多量の肉を盛り付け自分もその倍は食べ、関矢といつから仲良くしてるのかと思い出したように聞いてきた。
関矢はおふくろさんの言うこと一つ一つに無愛想に文句を言っていて、いつもより子供っぽく見えた。

「く…苦しい…」
「皿に盛られた分無理して全部食べるからだよ」
「だって…せっかく焼いてくれてんだから…」
食後、俺達は関矢の部屋で倒れていた。
「疲れただろ?あの人エネルギーありすぎで他の人はあてられちゃうんだよね。だから会わせたくなかったんだけど」
…納得した。
俺はふと思いついた事を聞いてみる。
「あのさ、おふくろさん練習ばっかしてんなら家にあんまりいないんじゃないの?」
関矢は黙って窓の外を指差した。
「なに?」
「練習場所、すぐソコの小学校。あの人練習時間も長いけど、すんごい頻繁に戻ってくるから」
…そうか、やっぱこれからのデート場所って訳にいかないか…
腕を伸ばすとふと関矢の髪に指先が触れた。
…触りたいな。
「関矢」
肩をそっと寄せる。
「…やらしい事しないって言ったのに」
「しないよ。キスだけ」
「焼き肉臭いよ」
「俺も一緒」
「もう…」
少し目を伏せて頬を赤らめる関矢に俺はゆっくり顔を近づけ……
「二人共ー!お茶持ってきたわよー!」
バァン!!
…勢いよくおふくろさんが入ってきた。
固まった俺達に無邪気に尋ねる。
「あらぁ、何やってるのー?♪」
「…関矢くんの目にゴミが入ったようなので…」
「ま!安斉くんて本当に優しいのねぇ!」
…く、苦しい…

「ぼ、僕そろそろ帰ります。お邪魔しました」
これ以上居て関矢に触るのを我慢するのは辛い。
「ゆっくりしていっていいのよ?あ、泊まっていったら?」
「いっいえ!とんでもないっ!」
そんな拷問は勘弁してくださいっ!
「無理に引き止めんなよ、母さん。安斉、途中まで送ってくよ」
関矢の言葉におふくろさんも諦めたようで、大人しく玄関先まで見送ってくれた。
靴を履いたところでおふくろさんは急に改まった調子になる。
「安斉くん、今日は来てくれてありがとうね。この子、昔っから友達少なくて心配だったのよ。安斉くんみたいないいお友達がいて安心した…」
そう言ってはにかむおふくろさんには少し関矢の面影が見えた。
おふくろさん…
スイマセン☆いいお友達の俺は息子さんにあんな事やこんな事や口に出せないようなコトを色々やっているんです!!
「ほら!行くよ、安斉!」
心の中で謝ってると関矢に引っ張られた。
「安斉くん、また来てね!」
「はいっ!また…お邪魔します!」
あったかい笑顔に素直にそう思った。

関矢は歩きだしてからしばらく無言だった。
「…いいおふくろさんじゃない」
「うん…いい人だよ…」
俺の言葉に関矢は俯いたまま答える。
「僕が小さい時からいじめられてないか、友達と上手くやっているか、いつも心配して。僕が普通に進学して、ちゃんと卒業して、安定した会社に入るのを望んで………僕がその内女の子と家庭を持つって何の疑いもなく信じてる人だ」
関矢の伏し目がちの横顔を見て思った。
おふくろさんにずっとイラだった口調だった関矢。
でもイラだっていたのはおふくろさんにじゃなくて、おふくろさんの望む未来を選べない自分に対してじゃないだろうか。
俺達は男同士だから、自分達が育ってきたような家庭を作る事はできない。
でも……
「…ふぅ、もう夜は寒いね」
弱々しい微笑みを浮かべて肩を震わせる関矢を…守りたいな、と思った。
おふくろさんを「いい人」と言った時のような寂しい顔をさせないように。
俺は関矢に安心を与えられる存在になりたい。

でもそんなセリフ、プロポーズみたいで恥ずかしいから。
俺は何も言わず、関矢の髪に指をいれて額に小さくキスをした。
俺が関矢を大切に思っている事が伝わりますように。
そう願いながら。

「…バカ」
そういうお前の目が笑っているのが何より嬉しいから。

★★★★★★★★★★★★


うーん、コメディとしても人情ものとしても中途半端だったかなぁ…☆
後で修正するかもしれません。

このシリーズは残り3回の予定。
(あれ?増えてる?)(笑)
次回は単発のSS書こうと思ってます。
どこまでいってもBLですが(笑)

2008/05/19 Mon. 23:46 [edit]

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R2 ♯7 『捨てられた仮面』 

はっはっはっは~~~~wwwww
4話以降ずっとレビュー停滞してたクセにいきなり7話!!
しかもかってない仕事の速さ!!
だってね。
今回のルルのやさぐれっぷりとロロのルルへの執着がもう私のハートにダイレクトアタックでvv
(い、今までが詰まらなかったワケじゃないですからねっ!)

リアルタイムの放送は仕事帰りに歩きながらワンセグ携帯で見ていたのですが。
ずっとニヤニヤしていて、たぶん私挙動不審者☆
そして見終わっても思い出しニヤニヤが止まらなくってやっぱり挙動不審者☆
こんなにも私を怪しい人にさせた第7話。
作監が耽美絵描きの佐光幸恵さんとはなんというGJ♪


アバンはパパンの演説です。
皇帝のお話としては建前も何もないぶっちゃけすぎで改めてブリタニアとゆー国のトンデモぶりに笑ってしまいますが。
「オール・ハイル・ブリタ~ニア!!」
「オール・ハイル・ブリタニア!オールハイル・ブリタニア!」
違う!!「ブリタニア」じゃなくて「ブリタ~ニア」!!
はい、皆さん巻き舌でリピートアフターミー♪
「オール・ハイル・ブリタ~ニア!」

本編は前回の終わりからでした。
スーパーシスコン暗黒主人公が愛しの妹に正体を明かせず困っていると妹はよりによって違う男の名前を叫びまんまとかっさらわれます☆
「違う!そいつは俺を皇帝に売り払った・・・・・・お兄さんは認めないぞぉ!!そんな男っ!!お兄さんはぁ!!!ナナリィィィィィイイイイイ!!!!!!!」
布団がふっとんだ状態の暗黒主人公。
夢オチだったようで(夢の内容は実際あったコトですが)目を開けるとベッドの上でした。
傍で心配そうに付き添っていたのはロロ。
「うなされてるようだったから・・・」
なんか健気vv
「俺は・・・何か言っていたか?」
いきなりセピアになるロロの回想シーン。
「ナ・・・ナナリー・・・」(口元だけのアップってなんかエロいvv)
はっ!!好きな男が違う人の名を!
「兄さんは・・・何も言ってなかったよ」
「そうか・・・」
寂しげに嘘を言うロロと弱った風情のルルに萌え!萌え!!

ナナたんには俺はもう必要ないんじゃないか、むしろ邪魔なんじゃないか、いつの間にか超出世した体力男も守ってくれてるし、つか俺がそうなればいいって思ってたんだけどさ、でもさ、うじうじ。
と憂いに浸っているルルをよそに、生徒会メンバーは修学旅行の準備に余念がありません。
行き先は京都ですか?ベタだな(笑)
水鉄砲、網、ろうそく、カツラ、花火、タンバリン・・・・・・・
何する気なんだ、アンタら!!!
Lost Colorsなら温泉だろ!←(え☆)
「あの・・・修学旅行ですよね?」
あまりにも当然の疑問を口にするロロ。
「任せといて!私二回目だから!」
ミレイさん、ダブったことをそんな自慢げに言わなくても☆
ロロがブルーなルルに気づき、そこでみんなもやっと突っ込む気になります。
「どうしたの?元気ないから」
「修学旅行が楽しみで眠れなかったとか?」
「あ・・ああ、そうなんだ。実は」
「ルルったら子供みたいw」
お前ら本当にルルがそんなキャラだと思ってるのか?!
まったく友達甲斐のないリヴァル&シャーリーに減点☆

ピンポンパンポーン♪
ナナリー新総督の就任挨拶の時間が参りました。
「皆さん、はじめまして。私はブリタニア皇位継承第87位、ナナリー・ヴィ・ブリタニアです」
87位ってもう意味の無い数字だと思うけど☆
「どうかよろしくお願いします」
放送はブリタニア人だけでなく、黒の騎士団の人々も聞いていました。
「よろしくって・・・」
「調子くるうなぁ」
一人頬を染めている南にロリコン疑惑発生☆
先週新型ナイトメアをすっかりズタボロにされたギルギルはセシルさん付き添いのベッドの上で聞いていました。
「早々ですが、皆さんに協力していただきたいことがあります」
はい、なんですか?
「私は行政特区日本を再建したいと考えています」
ざわざわざわざわ・・・・
ブリタニア人も日本人も忌まわしい記憶に眉をひそめます。
ロイドさんだけ面白そうな顔してるのが彼らしくて、今後活躍しそうで期待♪
スザクが「ゼロを売った裏切り者」と言われてましたが、それで出世したのって公然の事実なんですか?
「等しく、優しい世界を」
自分のスローガンを掲げるナナリー。
アバンの皇帝の演説と真逆の内容ですね☆ナナリーがどこまでブリタニアから守られるのか疑問。
「黒の騎士団の皆さんもどうか、この特区日本に参加してください」
いきなり名指しで騒然となる騎士団。
「今更・・・」という扇と複雑そうな表情のヴィレッタに今後絡みは期待できるでしょうか?
静かに講堂を出て行くルルをロロだけが気づいて目で追うのがもうvvvv

挨拶が終わってスザクに車椅子を押されながら出て行くナナリー。
お付の女の人がちょっとヤな感じ☆
ユフィの話をしながらスザクの手に触れるナナリー、積極的ね♪お兄ちゃんが泣くゾ(笑)
ふと「亡くなった姉の恋人と恋におちる」って少女マンガでありがちな話だなーと思ったり。
「ずっと・・・ずっと好きだったの・・・!!」とかww
ナナリーにとって複雑なのは相手が姉の恋人であり、兄の元恋人でもあるコトだけど(笑)←(ヲイ☆)

学園を抜け出したルルは電車に乗ってました。
自分はいらない子、と黄昏ていると携帯が鳴ります。
(ワンセグは字幕出るのですが、ここでわざわざ『マナーモード』と書かれてるのに笑ったww)
(しかも携帯マーク点滅してww)
表示は『Q-1』カレンからです。
ばきっ☆
電話に出ず携帯真っ二つに折って窓から投げ捨てるルル。
ダメじゃん!!
Pufumも言ってるでしょ、3R!!
携帯からはレアメタルが取れるんだよ!!←(ソコか☆)

黒の騎士団ではこれからど~する?のお話。
おバカが可愛くて羞恥心に入れてあげたい玉城は「ブリタニアと決戦!」と息巻きますが、南にナイトメアは紅蓮しかないのに?と突っ込まれます。
そこに神楽耶登場。
「どうしてゼロ様はいないんですの?せっかく新妻が来たのにぃ~☆中華連邦にいた時も文の一通もいただけなくて」
「浮気でもしてたんじゃないっすか?」
「バカなこと言わないでよ!」アイツ童○なんだから!!
「あら、かまいませんよ。『英雄色を好む』といいますし」
違います、神楽耶様。この場合『英雄男色を好む』です☆
アナタが中華連邦にいる間ゼロは偽の弟とラブっラブな生活を送っておりましたww
「成人男性の生理をかんがみれば」成人つかまだ思春期♪
「助かったよ、見かけより大きな女で」そーゆーアナタは童○を手のひらで転がすC.C.さんww
「私がいない間お相手ありがとうございました」
「ふん、礼には及ばん」考えようによっては怖い会話だ☆
カレンの手も取り「私達、ゼロ様を支える三人官女♪」と喜ぶ神楽耶ですが、いいのか?
妻とか言ってるのにそんな一からげの立場で。

「こんにちは♪」
私の心の夫、ロイドさん登場vv
「スザクくんは?」
スザク、実は入院中の身だったらしいのに黒の騎士団を追いに行きました。
このワーカホリックめ☆
「そういうとこ相変わらずだね、彼」
テーブルの上のサンドイッチに手を伸ばすロイドに「あっ」と声をあげるギルギル。
サンドイッチはセシルさんの新作だったらしく、ライ麦パンにウコンと和三盆を練りこんでわさびペーストとゆー和洋のテイストをブレンドした革新的な一品ww
「あぁ・・・相変わらずですね・・・」と口を押さえて逃げていくロイドさん、しばらく被害にあわなかったら防御本能が薄れていたようです(笑)
ギルギルの顔で彼も被害者であることを確信。
これで彼の回復が2週ほど遅れるに3万ウォンw
蛇足ですが、私はとあるサンドイッチ専門店の「鴨南パン」が大好きです。
ライ麦パンに鴨肉とそばとごま油で和えた白髪ねぎがたっぷり♪マジで美味しいよ♪

さて電車に乗ったルルの方はどうなったかとゆーと。
どうやら一人になるために乗客達に「この車両から出て行け!」とでも言ったらしく、一人ぼっちで落ち込んでいました☆
無駄ギアス!無駄ギアス!!
「俺は今までナナリーのために・・・」
アイデンティティが揺らいでいる暗黒主人公。
その頃、車掌室にある人影が(いや、ロロだけどさ)
なにやら彼が操作すると車両内のテレビはナナリーの就任挨拶の放送に!
うろたえたルルが電車から降りてホームを駆け出すとナナリーの写真だらけの号外を持った新聞売り、一面にナナリーのポスター、とナナリーづくし☆(一期のルルなら堪らんでしょうw)
ポスターまでロロの仕業なんでしょうか・・・?
追い詰め方に何故か一途さを感じてしまうvv

ワーカホリックのスザクは黒の騎士団追い詰め作戦へ。
「ナナリーは僕の嘘に気づいているのかもしれない」
ルルに関する嘘でしょうね。スザクってたぶん嘘がヘタだから勘のいいナナリーには丸分かりだと思います。
「それでもユフィの遺志を継いでくれると言った。そのためなら僕は・・・」
悪にでもなる?

路地裏ではリフレインを売ってるブリタニア人と手下のイレブンが客のイレブンを痛めつけていました☆
そこにやってきたのはブリタニアの学生ことルル。
いちゃもんをつけてきたルルに「私に使われることを彼らは納得しているんだよ」と言って触ってくるブリタニア人にホモの香りww
(無駄にいい声だし♪)
「触るな!下衆が!!」
ああvvなんか女王様ぽくてステキ!!!
「腕立て伏せでもしてろ」
「そっちは踊ってもらおうか」
「スクワット!」
「遠吠え!」
「拍手!」
無駄ギアス!無駄ギアス!!なんだこの乱発は!自棄になったら無駄ギアス?!
「ふ・・ははははっ・・・・・ふははははははははっ・・・・!」
ルルは荒れ方も一味違います☆

離れていてもルルの荒れっぷりが分かるのか、C.C.は久々に一人会話です。
お相手はやっぱりマリアンヌ様のよう。
「そんなロマンティックな話じゃないさ」ってどんなツッコミしたの?!マリアンヌ様!

修学旅行当日になっても戻らないルル。
彼はシンジュクに来ていました。
「やっぱりここに来たのね。ゼロが・・・貴方が始まった場所だものね」
カレンが近寄ると、やつれきった彼の手に握られていたのは・・・リフレイン!
ヤクにまで手を出すたぁ落ちたもんだな!主人公!
「カレンも知ってるだろう?懐かしい昔に帰れる」
ルルが帰りたいのは母が生きていた頃の離宮でしょうか、ナナリーがいたアッシュフォードの生活でしょうか。
「ふざけないで!一度失敗したくらいで何よ!!」
リフレインを奪い活を入れるカレン。
「また作戦考えて取り返せばいいじゃない!いつもみたいに命令しなさいよ。ナイトメアに乗る?それともおとり捜査?なんだって聞いてやるわよ!」
「だったら・・・俺を慰めろ」
いや、この声ゾクゾクするんですけどvv
「女ならできることがあるだろう?」
遂に童○を捨てる決意をしたか主人公!
近づく唇・・・しかし。
ばちん!!
相手が仮面にしか萌えない変態カレンだったのが失敗でした(笑)
「しっかりしろ!ルルーシュ!今のあんたはゼロなのよ!今度こそ完璧にゼロを演じきって見せなさいよ!」
仮面を被っていたら最後までヤれたかもしれません☆
カレンもゼロのほんまもんの愛人になるチャンスを逃しましたね。

カレンが走り去っていった後にやってきたのはロロ。
女の次は男か(笑)
「お前は俺の監視役だったな。忘れていたよ」
「いいじゃない。忘れてしまえば・・・・辛くて、重いだけだよ。ゼロも、黒の騎士団も・・・ナナリーも」
「違う!ナナリーは・・・!」
「ナナリーのためにもなる」
「あっ・・・」痛いトコつかれました☆
「ゼロが消えればエリア11は平和になるよ。兄さんもただの学生に戻って幸せになればいい」
「しかし・・・」
「何がいけないの?幸せを望むことが・・・誰も傷つけない・・・今なら全てをなかったことに出来る」
幸せ・・・なんという甘美な囁き。
「大丈夫・・・僕だけはどこにも行かない。ずっと兄さんと一緒だから・・・」
甘い!甘すぎる!!そして近い!!近すぎる!!
コレ絶対この後ちゅーしてる!!!←(落ち着け☆)
マジな話、ロロのルルに対する執着が痛くて切ないです・・・
もう監視とかそんなのすっとばして、ただルルを手放したくないんだよね?ロロ・・・

その頃ナナリーはパパンと通信中。
「ナナリーよ、何故志願した。ゼロが復活したエリア11の総督に」
それは任命する前に聞いておくことではないでしょうか?
「私はずっとお兄様に守られて生きてきました。今は行方知れずということですが」
パパン、バックれんな!!
「きっと私のことを見てくれているはずです」
お空の星になって?(違☆)
「だから私はお兄様に見られて恥ずかしくない選択をしたいのです!」
いや、今お兄様の方が恥ずかしい状況になってるから☆

黒に騎士団では仮面を手に考え込むカレン。
仮面フェチが高じたのではなく(笑)ルルが戻らないならゼロ役が必要と考え込んでいたようです。
「重いぞ・・・その仮面は」
相変わらず見透かした感じのC.C.
そこに来たのはスザク率いるブリタニア軍!
「停船せよ!これより強制臨検を行う。10分待つ。それまでに全乗組員は武装解除し甲板上に並べ!」
騎士団ピーーーンチ!

ルルはロロと静まり返った学園に戻ってきました。
「そうか・・・みんな修学旅行に・・・」
「追いかける?」
「いや・・・誰もいない鳥かごが今の俺には・・・」
ロロとしけこむのにも都合がいいしvv←(ヲイ☆)
シュル~~~ン・・・パン!パパーン!!パン!
突如響く花火の音、屋上からです。
「誰が・・・」
走って屋上に行くと・・・ミレイ、リヴァル、シャーリーでした。
「おかえり、ルル」
「ルルーシュもやろうよ」
「どうして・・・修学旅行は・・・?」
当然のように迎える面々に呆然とするルル。
「俺達だけで行っちゃったら泣くでしょ?君」
「旅行なんてのはね、どこに行くかじゃなくて誰と行くかなのよ」
「そうそう♪」
シャーリーの手に乗っている折鶴。
みんなで花火ができますように、という願いを叶えるためのもの。
ニーナにカレン、スザク、そしてルルとロロも。
「誰に教わったのか、どうしても思い出せないんだけど」
ルルの瞳に映るかっての生徒会のメンバー、そしてナナリー・・・
もうありえない組み合わせですが、暗黒主人公は改めて身近な幸せに気がついて何かふっきれたようです。
(『透明なガラス』とか詩人さん♪)
「そう、俺の戦いはもう・・・ナナリーだけじゃ・・・」

海の上では、警告の時間切れでブリタニア軍の攻撃が始まりました。
黒の騎士団は偽装のタンカーを爆破して潜って逃げる算段です。
しかしスザク指揮する軍の攻撃は執拗で、どんどん追い詰められていく騎士団の潜水艦。
玉城がいかにもな調子で「もうダメだ~~~~~!!」と言ってると・・・
「Q1!聞こえるか?Q1!」
「この声!」「ゼロ!!」
「ダントリウム50度ポイントL14に向けて急速潜行しろ」
ルルーシュふっかーーーーつ!!
「間に合った!」「遅ぇよ!!」
騎士団の皆さんも大喜びです♪
「正面に向けて魚雷全弾発射。時限信管にて40秒だ」
ああ、この海辺で指示をするルルーシュのカッコいいことvv
発射した魚雷で軍に位置を捕捉されてしまって一見ピンチですが・・・
「アンカー固定後総員衝撃に備えよ!」
魚雷が破壊したのは「そうか、メタンハイドレート」
海中には無数の泡が出現し迫ってくる!!
「泡が・・・泡が・・・!!」と叫び次々と転覆する軍の船!
空中で待機していたランスロットのレーダーに点滅する『LOST』
「そんな・・・」
うん、これがゼロの醍醐味だよね!!
到着したジノ(&アーニャ)もびっくり☆
更にびっくりするのはゼロ登場!!
ヴィンセントの手のひらでマントをはためかせてカーッコいい(笑)
(いつの間に着替えたんだ)
(ロロ、足にされたか☆)
「くっ・・・これが・・・お前の答えなのか!?」
怒りに震え銃口を向けるスザクに対し、ゼロは叫ぶ「撃つな!」
「撃てば君命に逆らうことになるぞ」
「何?!」
「私はナナリー総督の申し出を受けよう。そう・・・特区日本だよ」
これにはスザクだけでなく騎士団もびっくり!!
「降伏するってことか?!」「バカな!」
全員が動揺してる中、いつもの華麗なポージングで叫びます。
ヴィンセントから落っこちないですかね?
「ゼロが命じる!黒の騎士団は全員!特区日本に参加せよ!!」
強制かよ☆


や~~~♪今回はルルの弱さが強調されて、影のある表情をたんまり味わえましたねvv
そして改めて製作陣が夕方とゆー時間帯を意識していないことを実感したり(笑)
何しろヤクや女に逃げ込もうとする主人公ですよ?
まったくルルーシュはいつもアニメ主人公の概念を覆してくれます♪

2008/05/19 Mon. 08:27 [edit]

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いちごvv 


今日はウチの子供の誕生日です。
そんでバースデーケーキなるものを買ったのですが…
今年のはメチャクチャ美味かった!!!
私ケーキってほんのちょびっとだけあれば十分な人なんですが(甘党ではない☆)
これはお皿に追加しちゃいました♪

とにかくね、いちご自体がすんごい美味しいんです!
そんで生クリームがミルク感たっぷりのふわっふわで(切り分けてたらボタボタ落ちる程)
スポンジはきめ細かくて柔らか~くて…
食べててシアワセな気分でしたね~~~vv

ぜひまた食べたいけど、難点は家から遠い店だということ☆
まぁ、カロリーセーブのためにはその方がいいか。
ではこれから頑張って動きます!

2008/05/16 Fri. 21:41 [edit]

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ルルロロSS:Liar 

しばらくギアスレビューを放置しておりました。
実は最近テンションが保てない状態が続いていて、高カロリーのレビューになかなか手を付けられなかったんです。
(アニメは毎週盛り上がって見ていますが自分で書くトコまでエネルギーが続かない…orz)
今も同様ですが、あまり放置しっぱなしも本意ではないので。
リハビリとして低カロリーな記事からやっていこうと思います。
手始めにBL風味のSSを(笑)
(手始めがソレって☆)
(最近BLSSばっか書いてるんで♪)
ルル←ロロで、短いです。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

甘い嘘が僕を縛りつける。


知っているんだ。
全部嘘なんだって。
僕は利用されているんだって。

それでも彼が瞳を細めて甘い声で囁くと僕は抗えない。

『俺達、兄弟だろ』

『俺は嘘はつかないよ…お前にだけは』

そんなの全部嘘なのに。
あの柔らかな声が、深い瞳が、温かな指が
かって僕が望んでも手に入らなかったものを与えてくれるから。

仮初めの日々の記憶と偽りの優しさは呪縛となって僕を絡めとる。
麻薬のように。

もう、引き返せない。

そして僕は、あの人が僕に与えてくれる甘さのためにこれまでと違う罪を重ねるんだ。

あの人が僕を見ていない事を知っていても。

あの人の嘘の微笑みを得るためだけに。


「ルルーシュ…」

ほら。
名を口にすると、こんなにも胸が痛むのに。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

あら、ホントに短かった☆
BLつーか、風味だけね♪
ほんまもんのBLにしたらルルが鬼畜攻めになりそうだから(笑)

2008/05/16 Fri. 08:44 [edit]

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単発オリジナルSS:本を、読む。 

今回はちょっと息抜きを兼ねて。
いつも延々と続けている関矢くんと安斉くんのシリーズではなく、全くの単発SSです。
どうも一つのことに集中し続けられない性分らしい(苦笑)
(つか、いつものシリーズ前編で中断したままだろよ☆)
相変わらずのBL風味の話ですが、エロはおろか惚れたハレたもありません。
ネタ元があるので、読んでて気づく人もいるかも・・・
まぁ短いですから、よろしかったら読んでやってくださいww


*******************************


「おらーーー、早く席につけーーー」
「だりーーって!」
「高校にもなって朝読書なんてありえなくねぇ?」
「黙って始めろ!お前ら!」
まだウォーミングアップの途中のような朝の教室は無秩序な喧騒が満ちている。
落ち着かない声、声、机や椅子をガタつかせる音、カバンを開け閉めする音、紙を捲る音。
僕もその中に埋没する一人。
文句を言う奴も多いけれど、僕はこの朝読書の時間は嫌いじゃない。
本は何でもいいし感想を書けと言われる訳でもない。
縛られているようで縛られていない、微妙な時間の過ごし方。
「あ」
カバンを開けてからしまったと思う。
・・・本を忘れた。
僕はきっと途方に暮れた顔をしていたんだろう。
この前の席替えで隣になったばかりの平野が珍しく声をかけてきた。
「なに?」
「忘れたんだ・・・本」
「どうするの?」
僕は平野の手に握られている本の題名を横目で確認する。
父親の本棚で見覚えのある小説だった。
「平野の・・・一緒に読ませてもらっていいかな?」
「これ?これでもいいの?」
「ごめん、迷惑だよな」
「いや・・・別にいいけど」
僕らは机を寄せて一冊の本を挟んだ。

徐々に鎮まりかえる教室の中で不規則にページをめくる音が響く。
僕も文章をざっと頭に入れると自然とページに指が伸びた。
「・・・あっ」
平野が小さな声をあげる。
「え、早かった?」
「うん・・・」
そうだ、これは平野の本だった。
僕は見せてもらってる身だから。
しばし待ってから平野がページを捲る。
そこからまた一緒に読み始める。
自分としてはゆっくり読んだつもりだった。
それでもまた僕の指が伸びると平野が止める。
そんなことを2、3回繰り返し、タイミングが合わない事を軽く不快に感じている時。
平野は小さな声で音読をはじめた。
僕の耳元で。
微かな、でも通る声で。

平野のリズムは僕とまったく違っていた。
僕が文章の要点を抜き出すような読み方をしているのに対して、平野は接続詞や語尾、句点の間までも丁寧に読み込む。
平野の音読に合わせて文章を追っていると文体が鮮やかに浮き上がってくるようで、今まで僕が読んでいたものとは別じゃないかと錯覚してしまう。
文章の抑揚がこんなにも心地よい事を初めて知った。
平野の頭の中には文章はこんな風に染みていくのか。
そして染みていった文章は平野の中でどう吸収され噛み砕かれ彼のものになっていくのだろう。

ふつりと沸いた想い。

この声を  聴いていたい

そして

もっと  知りたい


自分の考えにハッとしたとき、チャイムが鳴り響いた。
読書の時間は終わった。
「奥田、じゃあここまでで」
平野は栞を挟めると静かに本を閉じ、机を離した。
夢から覚めたような気分だった。
「うん、ありがとう」
感情を込めない謝辞を述べて、もう一度平野を見る。
「それ・・・続き読みたい。明日も一緒に読ませてもらっていいかな」
平野は少し驚いて、それでも熱のこもらない声で答える。
「別に、いいけど」
「また読んでもらえるかな」
「・・・いいけど」
平野の、少し伏せた睫毛が意外と長いことに今気づいた。


僕はきっと明日も明後日も、その次もずっと。
本を忘れ続ける。


平野の、あの声を聴くために。



******************************


このSSは、以前朝日新聞日曜版の『人体観測』というコラムに書かれていたエピソードをネタ元にして書きました。
ひどく大雑把に要約すると「人のペースに合わせて本を読んでみたら文章を違った感覚で読めた。人の頭の中を覗いてるような経験だった」とゆーよーな話だったんですが、私はコレ読んで萌えまくってしまって。
「その内この話をベースにしたBL書きたい!!」と悶えていたんです(笑)
まさか筆者の方もこんな風に二次利用されるとは思っていなかったでしょう☆

ちなみに登場人物の名前はどうやって決めたかとゆーと。
名前を出す時になってから本棚を眺めたら平野啓一郎の『滴り落ちる時計たちの波紋』が目に付いたので一人は『平野』に。
そしてその隣に奥田英朗の『イン・ザ・プール』があったからもう一人は『奥田』
なんという安易な(笑)
(文春文庫コーナーだったようです)

いつものシリーズと文体を変えてみようと思って擬音なし、カタカナ少な目にしてみました。
違ったテイスト出せたでしょうかね?

では次回こそはいつものシリーズの続き、書きますから(笑)

2008/05/15 Thu. 15:32 [edit]

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オリジナルBLSS10:it's my family!(前編) 

グダグダ書き続けたこのシリーズも10作目。
我ながらよくやる(笑)
今回はコメディ風味に重点を置きたいと思います。

初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ♪


★★★★★★★★★★


人生は何が起こるか分からない。



僕は今その事を身をもって実感していた。

安斉の家のお風呂の脱衣室で、かろうじて腰にバスタオルを巻いただけの姿で。

見知らぬ女の人と向かい合っている今。



状況を説明させてもらうと。
僕はいつものように安斉の家に来て、まぁ・・・そのアレコレやって、ちょっとうたた寝して目を覚ますと安斉はいなくて、買い物でも行ったのかなと思いながら取りあえずシャワーを浴びて、そしてお風呂場を出た途端目の前に知らない女の人がいたとゆーわけで。

混乱してるのは向こうも同じようで、僕達はたっぷり2分は固まって見つめあい、ほぼ同時に口を開いた。

『・・・誰?!』

セリフがシンクロしてお互い次の言葉に詰まり。
そして次の言葉が出たのももぼ同時だった。
「ぼ、僕はこの家の息子さんの友達で・・・」
「あっ、あたしはこの家の長女よ!」
今度はお互いを指差していた。
「安斉のお姉さん?」
「良亮の友達?」
「はっ、はい!その・・・いつもお世話になって・・・」
お姉さんは僕を胡散臭そうに眺めてる。
「ふぅん・・・で、なんで良亮の友達が家でシャワー入ってんのよ?」
う・・・
「そ、それはですね・・・あの・・・安斉くんと僕は一緒に運動をしまして・・・汗をかいたので・・・」
く、苦しい・・・
でも、広い意味なら嘘じゃないよね?うん・・・
「へぇ・・・?で、バカ弟はドコ行ったのかしら?」
「か、買い物・・・かな・・・?」
ああっ!キレイな人が凄んでるのって怖い!!
「あ、あの、お姉さんこそ今日はどうなさったんですか・・・?いらっしゃるとは聞いていなかったもので・・・」
「そーなのよ!!ちょっと聞いてくれるっ?」
おそるおそる切り出した僕に、お姉さんは態度を豹変させて。
手をがっつり握られて座り込まされた・・・

「でね、そんな態度とるなんて怪しいじゃない?だからあたしつい言っちゃったのよ。そしたら・・・」
「はぁ・・・」
話の要点はダンナの浮気疑惑からケンカになって家を飛び出してきたってコトらしいけど・・・
いつ終わるんだろう・・・
それより僕はいつまでバスタオル一枚でいなきゃいけないんだろう・・・
「ね?ヒドイでしょ?!」
「・・・そうですね」
気が遠くなりそうになった時に玄関からどたどたと足音が響いてきた。
「なんでいるんだよ!!姉貴っ!!!」
・・・これほど安斉が待ち遠しかったことがあっただろうか。


*****************


「・・・たく、来るんなら連絡くらい寄こせってんだよ」
「自分の家に帰るのになんでいちいちことわんなきゃいけないのよ」
「姉貴の家はもうアッチだろ!?さっさと義兄さんと仲直りしろよ」
「・・・アンタ、随分生意気言うようになったじゃない」
あれから関矢を早々に帰して。
親も今日は早く帰ってきて、久しぶりに家族揃っての夕飯を囲んでる。
まったく、姉貴の乱入で予定が狂いまくりだ。
「あー、関矢くんは黙って聞いてくれたのになー」
「姉貴の押しが強すぎるだけだっての」
「そーそー、関矢くんって可愛いねー!今までのアンタの友達とは毛色が違うじゃなーい?」
「まぁ、そうなの?」
「そーよぉ♪母さんも今度会わせてもらいなさいよ。絶対好みだから!」
「楽しみねぇ」
そんな好みはシンクロしなくていい!!!
「あ、りょう。あの子彼女いるの?」
「なんで?」
「キスマーク、いっぱい付いてた」
ぶふっっっ!!!!!
・・・味噌汁吹いた。
「まぁ!今時の若い子って激しいのねぇ」
「・・・それ、メシ時の話題なのか?」
「あ、やだなー、りょうってば。アンタこの年になってもキレイに食べられないのー?」
「誰のせいだっつの!」
「まぁまぁ。久しぶりにみんな揃ってるんだから仲良く食べよう、な。理美、祐一くんの仕事は忙しいのか?」
・・・のほほんとした親父のお陰で話題は変えられた。

姉貴のヤツ・・・俺の大事な関矢にあんな態度取りやがって・・・
「ふぅーーーっ、お風呂出たよー!お母さんも入っちゃえばー!」
能天気なもんだな!オイ!
冷蔵庫を開け閉めする音がする。
「んー♪おいしーvv」
「あっ!何勝手に食ってんだよ!!」
「いーじゃない。あんたシャーベットなんて食べないくせに」
それは関矢の好物で、食べさせようと思って俺がさっき買ってきたんだよ!
・・・とは言えず。
言葉を飲み込む俺に向かって姉貴は言った。
「良亮、上いこか」

姉貴が何のつもりなのか、俺は想像がつくようなつかないような。
ビクビクしながら階段を昇った。
俺の部屋に入ったら先手を打つためにこちらから・・・
「姉貴、早く・・・」
「帰るわよ。さっきダンナからメールきて謝ってきたし。これから迎えに来るって」
いきなりの肩透かしに面食らった。
「あ・・・そ、良かったね」
「それより、あのキスマークあんたなんでしょ?関矢くんの」
・・・オイ!!!
「ななななんで・・・そんな」
「しらばっくれんじゃないわよ。こんなラブラブなメモ残しといて」
姉貴の手に握られた紙切れは、確かに俺が買い物に行く前にリビングに置いてきたものだった。
『買い物行って来るけど寂しがるんじゃないぜ。すぐ戻ってくるから。愛してるよ、関矢vv』
顔から火が出る。
「見つかんないと思ってたら・・・アンタかぁぁぁあ!!」
「やー、こんなメモ見つけて、この部屋も覗いてみたらいかにも事後で、シャワー使ってて、どんな女の子連れ込んでのかと思ったら男の子でしょー。ビックリしたなー」
「・・・で、何が言いたいんだよ」
「んー、愛する弟がホモだったなんてショックだけど」
「ショックって顔か、それが」
「あたしは優しい姉だから父さんや母さんにすぐ言いつけたりしないわよ?あの子気に入ったしね」
・・・ニヤリと笑う姉貴に嫌な予感。
「でも、今後あたしに逆らったりしたらどうなるか分からないけどねぇ?」
悪魔!!俺は悪魔にとんでもないエサを差し出してしまった・・・!!


*****************


寝る頃に安斉から電話が来た。
「関矢、今日は悪かったな・・・まさか姉貴が来るとは思わなくて」
「うん、ビックリした。でも安斉のお姉さんて美人だね」
「あれがかぁ?」
「うん、目元とか安斉に似てるし」
本当は人の話を聞かないところも似てる、と思ったけどそれは言わないどく。
安斉はしばらく黙り込んだ後唐突に言い出した。
「関矢、お前もう家に来るな!」
「え?なんで?お姉さんも『またいらっしゃい』って言ってたじゃない」
「あれがくせものなんだよ。絶対アイツこれからは用もないのに来るから・・・」
二人っきりになれる場所ってなかなか無いのになぁ・・・
「あ」
安斉が何か思いついたようだ。
「そういや俺、お前の家行った事ないな」
え?!
「い、いや、俺んち母親いつもいるから・・・」
「いーじゃん。行ってみたいだけだよ。別にやらしーコトとかしないから」
どどどうしよう・・・
会わせるのか?家族に・・・
安斉、なんか声がウキウキしてる・・・
「こ、今度ね・・・」
僕は曖昧に返事をして電話を切った。


《続く》

★★★★★★★★★★★★


なんか書いてたら思ったより長くなってきたんで前後編にしちゃいました。
珍しく熱出したりして体調も良くないので無理しない方針で。
(だったらBLなんて書いてんじゃねえ!と言わないでねww)
前編は安斉くんのお姉さんでしたが、後編は関矢くんのお母さんです。

2008/05/14 Wed. 10:53 [edit]

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cm 3  tb 0 

こんな絵でした。 

そういや手描きMAD第2作のイラスト、記事にしてなかったなーと今更ながら気がつきました(笑)
今回は自分で気に入ってる絵だけ並べてみます。

まずは山本。
ブルーのモノトーンの出来が割りと気に入ってます。



ツナ。
これは原作見ながら描きましたが、イメージ通り塗れるか不安でした。



初代。
服がムチャクチャ面倒くさかった☆



またもやツナ。
これも原作見ながら。



ニコニコのサムネにもした白蘭。
意外にも描きやすかったです。



骸&クローム。
好きなキャラのせいか気合入りすぎで、実はコレ3枚目のラフでやっと採用にしました。



雲雀。
結構美人さんに描けたと思っています。



さて肝心の動画の方は。
ニコニコの再生数は新着に載らなくなった頃から伸び悩んでいますが、ようつべの再生数が地道に伸びてきてニコニコを超えました。
(それでも大したコトないのは変わりありませんけどね☆)(苦笑)
絵柄が古いとコメントされると凹んでしまう己のメンタル面の弱さをどうにかしたいと思っています。
つか古いと思われない絵を描けるようになりたい☆orz

2008/05/12 Mon. 13:03 [edit]

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cm 2  tb 0 

オリジナルBLSS9:call my name 

はい、どんな状況でもコレだけは書けるBLシリーズ(苦笑)
今回は安斉くん語りで二人のケンカ…なのですが。
何故かシリーズ最長の長さとなりました。
このシリーズはいつも携帯でちまちま打ってるのですが字数オーバーで全部打てないとゆー事態☆
なので、読む方は覚悟なさってください。
エロは18禁ほどじゃないけど多少あり。
初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ♪


★★★★★★★★★★

「りょうすけ!」

街中でいきなり名前を呼ばれて振り向いた。
「ほらぁ、そんなの買わないんだから座り込まないで!帰るわよ!」
「やだー!買うのー!」
…なんだ、子供か。
そう言えばしばらく名前で呼ばれたコトってないなぁ。
男友達はみんな名字で呼ぶし(森本含む)親も姉貴が家を出てからは区別する必要がないからか「アンタ」か「ちょっと」だし。
…恋人の関矢もずっと名字呼びだし…
今まで付き合った女達はすぐ名前で呼びたがったもんだけどなぁ。
俺達もHとかするようになって3ヶ月。
そ…そろそろ名前で呼び合うのも…いい気がするんだけど…
関矢の名前…
「…瞬」
口に出すとたちまち顔が赤くなる。
俺って…恥ずかしいヤツ?
ああもう道の真ん中で何やってんだろう☆俺。


最近の俺達のデートと言えば専ら俺の部屋。
森本に人目につく所を二人で出歩くなって言われてるからだ。
今も関矢が隣で情報誌を捲っている。
その横顔を眺めてると改めてキレイなヤツだなーと思う。
こんな美人が俺の恋人だって世界中に自慢したいけど、男同士ってだけでそれも叶わないなんて…ちょっと切ない。
「なに?」
視線を感じたのか関矢がこちらを向いた。
「…なんでもない」
俺は関矢に向かって腕を伸ばした。
肩を抱き寄せる。
唇を合わせる。
舌を絡ませる。
角度を変えて何度もお互いを味わう。
そうしてる内に相手の熱が上がってくるのを感じる。
「あんざい…」
耳元に関矢がかすれた声で囁くとこの呼ばれ方も悪くないと思える。
だからこそ、名前で呼ばれたらどんなに嬉しいだろう。
どんなに愛しいだろう。
関矢を抱きしめながら俺の願いを口にしてみる。
「あ…あのさ…」
「なに…?」
「名前で…呼び合わない?これから…」
おおっぴらにできないのなら、せめて二人きりの時は誰よりも近い存在でありたい。

ところが。
関矢から返ってきたのはひどく冷静な声だった。
「なんで?」
「え…なんでって…」
「今のままで不都合ないし、別にわざわざ変えなくても良いじゃない。どうせ俺達結婚できるワケじゃないから一緒の名字になること無いし」
「…そりゃそうだけど…」
「じゃ、それでいいじゃん」
いつの間にか関矢は俺の腕をすり抜けて淡々と情報誌の続きを読み出した。
そこにさっきまでの熱は無い。
…なんだろう?この空気。
急に手持ち無沙汰になった俺はおずおずと関矢に話しかけた。
「え…と…メシ食ってく?」
「あ、作ってくれんの?俺安斉の作るゴハン大好き♪」
「は…は…大好き…ね…ゴハンが」
「家に連絡しとくね♪」
俺は台所で米を研ぎながら釈然としないものを感じていた。
おかしい。
俺の予想では関矢が頬を染めながら「…良亮…」とか呼んでくれて俺も「可愛いよ…瞬」とか言ってHに雪崩れ込むハズだったのに。
俺は何か失敗したんだろうか?

「うゎー♪美味しそ!安斉厨房のバイトやるようになってから腕上げたよね」
そんなモヤモヤした気分も関矢の笑顔を見てるとどうでもいい気がしてきた。
「おう♪店長からも筋がいいって誉められるんだぜ」
「うん、本当に美味しい!」
食の細い関矢が俺の作る料理だけはしっかりと食べる。
それが俺には嬉しい。
「そーいやお前来週誕生日だよな」
「うん」
「ご馳走作ってお祝いしてやるよ。こんなあり合わせじゃないヤツな。ちょうど親もその頃買い付けでいないからのんびりできるし」
関矢はゆっくりと頬を染めて頷いた。
…やっぱ可愛いや。


関矢の誕生日当日。
俺はあいつの大学に来ていた。
約束では関矢が直接俺の家に来る事になってたけど、サプライズで迎えに来て驚かそうって作戦だ。
そんで新婚みたいに一緒に買い物して…
外で会うなって言われてるけど…誕生日くらい良いよな…
関矢そろそろ来るかな…
ああ、違うガッコってなんか緊張する!
俺は正門近くをウロウロしながら関矢が来るのを待っていた。
不意に耳に「関矢」という単語が飛び込んでくる。
5~6人で笑いながら歩いてくる集団。
その中に関矢を見つけた。
一人じゃないのか…どうしよう…
迷いながら木の陰から様子を見ていると、関矢がすごく自然に笑っているのに気がついた。
「なに?関矢今日誕生日なの?」
「うん」
「え~、こんな童顔で俺より年上かよ~」
「若く見えるって言ってよ」
周囲とこんなに楽しそうに話す関矢を俺は知らない。
高校時代の関矢はどこか人と距離を感じさせる人間だった。
俺以外に、あんな顔させるヤツらがいるなんて。
なんだか胸が消化不良を起こしているような不快感。
と、いきなり集団の中で一番背の高い男が上着を脱ぎだした。
「よーし!俺から瞬にプレゼント!」
え?今…瞬って呼んだ?!
男は自分の着ていたTシャツを脱いで関矢のロンTの上に重ねた。
ななな…何やってんだ、アイツ!
関矢も嫌なら嫌って早く…
「も~、晶のお古なんていらないよ~」
…言葉と裏腹に関矢は満面の笑顔だった。
「お古じゃないぜ?これ今日おろしたて」
「でも汗臭い」
「それがプレミアなんじゃん。瞬、はっぴば~すで~♪」
「んもう、晶には適わないな」
…なんでそんなに嬉しそうなんだよ。
…なんで名前で呼び合ってんだよ。
俺にはあからさまに嫌がってたくせに…
俺はフラフラと関矢の大学から離れていった。


…考えてみれば。
最初に告白してきたのが関矢の方だったからあいつは俺が好きなんだと決めつけてたけど。
最近は俺の方が好きの強さが上なんじゃないだろうか。
…心変わりしない保証なんて何処にも無いんだ。
あ、ダメだ。
涙目になってきた。
俺…関矢が離れたりしたら…どうしよう…

ピンポーン。
あ…もしかして関矢かな。
でも今は会うのが怖い。
会って、何を口走るかが怖い。
息を潜めているとドアが開く音がした。
「あんざいー?いないのー?」
…鍵かけてなかった。
俺ってなんて間抜け。
「あんざいー?入るよー?」
関矢の声が近づいてきて、台所の電気がつけられる。
「あ…いるんじゃん。返事くらいしなよ。暗い中でどしたの?」
俺は関矢の方を見れない。
関矢は何も無い食卓を眺めて言った。
「ご馳走してくれるんじゃなかった?」
「…メシなら炊けてるから丼で食え」
「男らしいね…安斉ヘンだよ?何かあった?」
俺の横に来る関矢。
視界にあの男のTシャツが映る。
違う男の匂いがする。
「…脱げよ…それ」
「え?」
「他の男の服なんて喜んで着てんじゃねーよ!」
ダメだ。
こんな言い方したかったワケじゃないのに。
「…なんでそれ…」
「俺…お前の大学行ったんだよ…」
「ああ…声かけてくれれば良かったのに」
「あんな楽しそうなお前に声かけられるかよ。…名前で呼び合ってさ」
「誤解だって!アイツらはゼミの連中で晶も単なる友達。アイツ誰にでもああなんだよ」
「俺には名前で呼ぶこと許さなかったクセにアイツはいいんだ」
「あ…」
関矢の頬が染まる。
その顔を見たらなんだか頭に血が昇って、次の瞬間俺は関矢を床に押し倒してた。
「や、止めろ…安斉…」
「あの男には…どこまで許したんだよ」
…バンっ……
いきなり頬を力一杯張られた。
関矢が涙をためた目で震えている。
「…バカ…!」
俺が俯いている間に関矢は走って出ていった。
「………いてぇ」
細っこいけどやっぱ男の力だな、とか思いながら。
俺は自己嫌悪で死にそうだった。


次の日。
俺は授業が終わっても立ち上がる気力は無かった。
学校まで来れたのが奇跡だ。
机に突っ伏して、気がつくと目の前を猫のストラップが揺れている。
「安斉なんか暗いじゃーん…うわ、ヒドい顔」
「森本か…ほっとけ。なんだよ、その猫は」
「ん、安斉も持ってるかなーって思って。コレ瞬くんとお揃いなんだよ」
「あ…そ……………今なんて言った?!」
「お揃い」
「その前!関矢の事なんて呼んだ?!」
「瞬くん?」
目の前が真っ暗になる。
「い…いつからそんな呼び方…」
「先月くらいかなー?」
「…ちなみに関矢は森本をなんて呼んでんだよ?」
「亜佐ちゃん」
…撃沈した。
俺は森本以下なのか………

俺は森本に事の次第を説明した。
「あー…それは痛いねぇ…」
「昨夜のは俺が悪いに決まってるけどさ、でもどうしても分かんねえんだよ。なんで俺だけ名前呼んじゃダメなのか」
「うーん…あたしもアンタの話だけじゃ分かんないなぁ…やっぱ他の男好きになったとか…」
更に沈んでく俺を見て森本は慌てて叫ぶ。
「あーっウソウソ!!」
でも何のフォローにもならない。
「…今度聞いといてあげようか?」
「…いい」
「だったら自分でちゃんと話すのね。瞬くん楽しみにしてたんだよ、安斉に誕生日祝ってもらうの。そりゃもう嬉しそうに」
俺にまだ希望はあるんだろうか?
「森本…お前いいヤツだったんだな」
「やっと気づいたか」


メールとか電話じゃなくて。
直接話したくてあてもなく関矢の大学に来た。
そう都合よく会えるかな…
落ち着かない気分で周りを見回してると、あの男を見つけた。
関矢を名前で呼んでたアイツ。
女連れで腰に手を回しながら、見るからにイチャイチャと歩いてる。
…やっぱ関矢の言う通り単なる友達なんだろうか。
俺は思い切ってソイツに近寄った。
「…あの、関矢どこにいるか知らない?」
「関矢?ああ瞬だったらさっき中庭で見たけど…あんた見ない顔だけど瞬の友達?」
「…ああ」
「あいつ今日なんかおかしいんだ。フォローできるんなら頼むよ。あ、中庭はあっちの校舎から入ってって」
「…ありがとう」
俺が落ち込んでるように関矢も落ち込んでるんだろうか。
待ってて、関矢。
今行くから。

何人かに場所を聞きながら中庭にたどり着く。
すぐにベンチに力なく腰かける関矢の華奢な背中が見えた。
声をいつかけようか、躊躇いながら近づくと関矢が何かブツブツ言ってるのに気付く。
一人で何言ってるんだろう?
「…りょう…すけ…」
関矢はそう呟くと瞬間的に耳まで真っ赤になった。
そして自分の名前を呼ばれた俺も真っ赤な顔で固まってしまった。

「…え?あ、安斉っ!なんでっ?!」
俺に気づいた関矢はすごい狼狽えようだった。
「昨日の…謝ろうと思って…」
「…今の…聞いてた?」
俺が頷くと関矢の顔が更に赤くなる。
「…だからイヤだったのに…絶対平常心でいられないから…」
「…それが名前で呼びたくない理由?」
「そうだよっ!」
両手の隙間から赤みの褪めない顔が見える。
「安斉の名前は他のヤツと違うんだよ…俺にとって」
…俺は本当にバカだ。
関矢にこんなに愛されてるのに。
「俺…昨日はバカな嫉妬して…ゴメン。関矢のあんな顔高校で見たこと無かったからつい…」
「あんな顔って?」
「関矢、高校の時はなんか周りに壁作ってただろ。昨日はそういうのなくて、本当に楽しそうだった」
「…それも安斉のせいだよ」
「え?」
「僕は…自分がゲイだってことをずっと引け目感じてて…周りに知られないように、踏み込まれないように、って…そればっかり考えてきた」
関矢は一呼吸おくと俺の目をまっすぐに見て言葉を続けた。
「でも安斉が僕を受け止めてくれたから…自分が少し好きになれて…構えなくてもいいかなって思えるようになったんだよ?」
…俺は胸がいっぱいになった。
こんな俺が関矢を好きでいる事に意味があったんだ。
…あ、ヤバい。
抱き締めたい。キスしたい。
「関矢…いや、瞬」
途端に瞳が潤みだす。
俺は関矢の腕を掴んで走り出した。
「ウチ行くぞ!誕生祝いやりなおさなきゃ!」

俺達は全速力で家に駆け込んだ。
鍵をかけるとすぐに唇を合わせる。
「安斉…大好き…」
「ダメ」
「え?」
「俺のこと名前で呼んで?さっきみたいに」
「りょ…りょうすけ…」
「もう一度」
「良亮…!」
「好きだよ…瞬。遅くなったけど誕生日、おめでとう」
後はもう、お互い夢中で抱き合った。
瞬の乱れようは激しくて、俺はゾクゾクしながら何回もイッた。
事が終わった時に瞬が消え入りそうな声で
「やっぱり理性が保てないんで今まで通り名字で呼ばせて…」
と言ったのには苦笑したけど。

あれから俺達はHの時だけ名前で呼び合っている。
コレはコレでエロくて悪くない。
「…一人でする時は俺の名前呼んだりすんの?」
スケベ心で囁いたら即座に殴られた。
やっぱり男の力だな、なんて思った。


★★★★★★★★★★


長々とお疲れ様でした(笑)
二人のフルネームは第1話で出たきりだったので、ずっと読んでくれた方も「へー、そんな名前だったんだ」と思ったでしょうね☆
で、結局安斉くんはプレゼント無しでHだけ?
ヒドイ彼氏だ(笑)

では次回予告。
二人の家族が登場予定でコメディー色が強い話になりそうです♪
現在の予定では全12回で終了の見込み。←(1クールかよ☆)
次回の話が終わったら絵描きに戻ってキャラデザインなんかしてみようとも思ってます。
オリジナルの絵柄って自分でも想像つかないんですけど(笑)←(ヲイ☆)

2008/05/11 Sun. 11:59 [edit]

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cm 2  tb 0 

オリジナルBLSS8:first impression 

花粉症やら職場のイベントやらPTA活動やらで更新意欲が著しく減退していたこの頃ですが。
そんな時でもこのBLSSは書けるのですね。
だって脳内で出来上がっちゃってるから♪
今回は閑話休題的なお話。
エロはやっぱりありません(笑)
初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ♪


★★★★★★★★★★


「うぉーい、森本ーーメシ行くぞーーー」
「あ、安斉くんvv今行くね♪」
森本はニコニコと俺の横に並んで歩き出した。
が、周囲に人がいなくなると途端にすごい形相になる。
「ちょっとアンタ、もう少し恋人っぽく誘えないの?!」
「俺はどの女にもこんな感じだよっ!」
「ちっ…そうだったわね…全く関矢くんはこんな男のどこがいいんだか☆」
「あいにく関矢は俺のダメな所が良いって言ってんだぜ?」
「…アンタね…あたしが庇いたいのは関矢くんであって、アンタじゃないって事くれぐれも忘れんじゃないわよ」
「う…」

俺は最近学内で森本と過ごすことが多い。
アイツの作った『俺はベタ惚れだった彼女に振られて傷心のところを気心しれた森本に落ちついた』とゆーカモフラージュのストーリーに乗っかる事にしたからだ。
コイツとはずっと同じクラスだったし、俺と同じような優等生キャラで通ってたんで一緒に委員とかする事が多かった。
だから確かに気心はしれている。
オマケにコイツは俺が全く好みではないらしく(関矢が好きだって言うから当然か)
ヘンに色気を向けられる事も無いので関矢以上に男友達感覚で付き合える。
何より関矢との事を隠さずに済むのが気楽だ。
…周囲に思惑通り見られているかは疑問だけど。

「そう言えばさ」
森本が学食でうどんをすすりながら切り出す。
「聞いてみたかったんだけど、安斉っていつ頃から関矢くん意識するようになったの?関矢くんて高校の時『ザ・空気』だったじゃん」
…すっかり俺のコト呼び捨てだし…
「そのセリフ、そっくりそのままお前に返そう」
「あたしはこの洞察力で関矢くんがステキな事に気づいてたわよ。アンタみたいな女好きの単純バカがいつ気づいたのかと思って」
「…単純バカは余計だっつの…別に俺、女好きってワケじゃないし。断るのも面倒だから付き合ってただけで」
「誠意のカケラも無いわね。アンタってどっか感情が欠落してんだわ」
ここまでズバズバ言うヤツもそうそういないよ☆
でも。
「…まぁ、今となってはそう言われても仕方ないと思う」
「なかなか殊勝なコト言うじゃない。関矢くんの影響とか?」
「そうかも…」
「ノロケんじゃないわよ☆で、いつから意識しだしたの?」
「んー、そーゆー対象として考えたのはやっぱ関矢に告られてからだけど…」
「ニヤニヤしないでよ☆気持ち悪い」
しょうがないだろ。
あの時の関矢の泣き顔は衝撃的に可愛かったんだから。
「あ」
俺はふと自分の記憶の引っかかりに気づいた。
「でも、アイツの事って…もっと前からなんか気になってたような…んー、2年の時から…かなぁ…」
「へぇ、なんで?」俺は記憶の糸を手繰り寄せて一つの光景に辿りついた。
「あ…あれだ…ほら、2年の時すっげー面白い教生が来ただろ?」
「冗談ばっか言ってたヤツ?」
「そう。アイツの授業ってクラス中大笑いしてたじゃん。俺ももちろん笑ってたんだけどさ。なんかふっと周りを見回したら関矢が目について」
「なんで?」
「関矢だけ笑ってなかったから。表情はみんなと同じで笑顔だったんだけど、目が笑ってなかった。なんか…笑顔を貼り付けたみたいな…」
すごく、痛々しい笑顔だった。
「それからかな…コイツなんなんだろうって…時々見るようになって。そんで自分を押し殺してる感じがすごく気になってた」
森本は目をパチクリとして聞いている。
「…なんか恥ずかしいから関矢には言うなよ?」
「誰が言うもんですか」
森本はうどんの汁をすすると、ポツリと言った。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「関矢くん、さっきの店で見たカップ好きな感じでしょ?」
「うん…でも高いしなぁ…どうしようかなぁ」
「誕生日まで待ってくれたらあたしプレゼントするよ?」
「え?!い、いいよ!悪いって!」
最近僕は時々森本さんと出かけている。
僕のことを好きだと言ってくれた彼女は、僕が女の子を恋愛対象にできないと知っても友達になりたいと言ってくれた。
実際喋ってみると絵とか小説とか音楽とか、色んな趣味が僕と似ていて一緒に過ごすのは楽しい。
…たぶん世間的にはこっちの方が安斉といるよりデートに見えるんだろうなぁ…

「ねぇ、関矢くんて安斉のどこがいいの?」
僕は危うく飲んでいたコーヒーを吹きそうになった。
「…唐突だね」
「だって、安斉って確かにモテるけど人の感情に無頓着じゃない」
「…辛辣だね」
「まさか安斉に群がっていた女の子達みたいに『顔いいしー、頭も良くて運動神経も良くてカッコいーvv』とかじゃ…」
「ちっ、違うよ!!」
…上手く説明できるかなぁ…
「僕は…あいつの何が良かったのかは正直分かんない…理屈じゃなくって…ただ好きで…」
「ふぅん…でもキッカケとかあるんじゃないの?」
「う…ん………あの時かなぁ…」
僕はあの日の教室を思い出した。
「2年の時の教生覚えてる?よく冗談言ってた人」
森本さんの顔が「あれ?」て感じになった。
「どうかした?」
「うっ、ううん!続けて」
「あの人ね、昔僕の近所に住んでて…初恋だったんだ。もちろん告白とかしたワケじゃなくて単なる片思いだけどね。また会えたのが嬉しくて僕から声かけてみたらちゃんと覚えてくれてて…」
「それで?」
「一緒に実習来てた女の子と付き合ってるって嬉しそうに教えてくれた」
「あー…」
「叶うわけないって思ってたけど、さすがにヘコんだね。でも表に出すことは出来ないから、僕もみんなと同じように授業中笑ったけど…すごく悲しかった。そんな時安斉と目があったんだ。…一瞬だけ」
そう、安斉のあの目は力強くてとても印象的だった。
「なんか…見透かされた気がして…それからかな。安斉が気になりだしたのは」
森本さんが黙って聞いてくれたお陰で思い出の整理ができた気がする。
「以上!」
僕はニッコリと言葉を締めた。
森本さんは何故か口を尖らせて呟いている。
「…最初っから勝ち目なかったんじゃない…」
「森本さん?」
「あ、いや、何でもないのっ!」
「あ、安斉にはこの話内緒ね。前に好きだった人の話とかしたくないから」
「…言わないわよ…そんな、あなた達はずっと前からラブラブですみたいな事…」
森本さんは何を言ってるんだろう?
分からないけど、まぁいいや。

★★★★★★★★★★


はい、すっかり男達の親友となった森本さんです(笑)
森本さんと安斉くんの会話は書いてて楽しかったですね♪

次回は安斉くんが悩むお話。
エロも…少しはあるかも…いや、どうしようかな(笑)

2008/05/10 Sat. 18:39 [edit]

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オリジナルBLSS7:sunny day (後編) 

森本さん語りで終わった前編。
後編はこのまま森本さんが突っ走ります☆
エロは無しよ♪
(初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ)


★★★★★★★★★★


高校の頃あたしは心の中で大切にしてた光景があった。

天気がいい日の図書室。
窓際で一人の男の子が座って画集のページを捲っている。
彼は時々その指を止めて眩しそうに窓の外を眺める。
色素の薄い髪や肌が光に透けていくようで、彼自身が一枚の絵だった。
話しかけはしなかった。
ただ目に焼き付けていようと思った。


なのに。
なぜ。
それが。

大学の図書館で再現されているのだろう?

「あれ?森本さん?」
高校の時と違って至近距離で見つめていたせいか、関矢くんは顔を上げるとすぐあたしに気がついた。
「そっか。森本さん大学ここだっけ」
「…関矢くんは違うよね?なんで?」
「ん…その…安斉と待ち合わせしてて…」
ずきん。
日曜に見た二人が頭に浮かんだ。
まるで恋人同士のような二人。
「安斉くんと随分仲いいんだね。こないだも一緒に歩いてるトコ見たよ」
「そ、そう?」
関矢くんの頬が軽く染まる。
止めてよ。
そんなまるで恋してる顔するの。
それもなんで相手が安斉くんなのよ。


高校の頃、時々女の子達でどの男子がいいか話題になった。
安斉くんはいつも名前が上がっていたけど、あたしはああゆう本気の見えない男は好きじゃない。
ずっと同じクラスで何回か委員を一緒にやった事もあるんでよく話すけど、恋愛対象とは思えない。
そんなあたしに色んな女の子が安斉くんを紹介してと頼んできて。
(あたしの幼なじみの三奈までが)
そして安斉くんは紹介した女の子は誰一人として断らずに付き合い、やがて全員自然消滅していった。
彼と付き合った女の子達は口を揃えて「何を考えてるのか分からない。好かれてる気がしない」と言っていた。

学食で「彼女がとにかく可愛い」と言って整った顔を崩していた安斉くん。
あんな安斉くんは高校では見たこと無かった。
あれは関矢くんの事だったんだろうか?
「ねぇ…安斉くんとそんなに付き合いあったっけ?」
「う、うん。3年の終わりに一緒に幹事やってから時々…」
「意外な組み合わせ」
「…やっぱり?」
「うん。…女の子達が言ってたけど安斉くんて付き合ってみたら印象違うんだってね?」
「あー…そうだね。あんな暑苦しいヤツだと思わなかったな…」
苦笑いした後にちょっとしまったというような顔。
あたしはそれで確信した。
胸の奥がチリチリと焼ける。

女の子達の話題に一度だけ関矢くんの名前が出たことがある。
「関矢くんってキレイな顔してるよね」
誰かが言い出した時あたしは宝物を奪われそうな気分になった。
その後すぐ「え~関矢?でもアイツ暗そーじゃん」と誰かが言って話題は終わり。
あたしは彼が誰のものにもならない事に安堵して「同級生なんてガキだから」と嘘ぶいた。

あの頃はそれで良かったのに。
誰かのものになったと思ったらこんなにも胸が騒ぐ。
近づいてみると欲が出てくる。

あたしを見つめて。
あたしに触れて。
お願い。
それは口に出せない想い。
男同士なんて、やめて。
あたしにしてよ……

「森本さんとこんな風に話すの初めてだよね。よく図書室で会ってたのに」
関矢くんがふんわりと微笑みながら言う。
「うん…」
気づいててくれたんだ。
「あ、俺クラスでもあんまり喋らなかったもんね」
「そうだね…」
関矢くんの照れたような声が耳に心地いい。

「あ」
関矢くんの声に気を取られながらバッグから資料を取り出してると、ファイルが手から滑り紙の束が床に散らばった。
関矢くんがすぐに屈み込む。
「いっいいよ!関矢くん、自分で…」
「気にしないで」
微笑む顔になんだかキュンとくる。
…優しいんだな…
関矢くんは集めた紙をまとめていたけど、その内の一枚を見ると動きを止めた。
「関矢くん?」
「これ…」
「あ、ミュシャ展?うん、行こうかなと思って」
「へぇ…やってたんだ…いいなぁ…」
チラシをウットリとした顔で見つめてる。
ミュシャ好きなんだ…いつも画集とか見てたのあたしは知ってるよ?
「あ、でも今日までか…残念だな…」
落胆の色に変わる表情を見るとあたしは堪らなくなって、気がついたら叫んでた。
「今行こう!すぐ!関矢くん!」
「え?でも今日は安斉と…」
「そんなんメールしとけばいいでしょ!」
「えっ、ええ?!」
関矢くんの腕を掴んで走り出す。
あたしは自分の行動力が信じられなかった。

美術館の前で関矢くんは慌ててメールを打った。
安斉くんに、だよね。
「ほら!早く入ろう!!関矢くん!」
今日のあたしはなんて強引なんだろう。
少し引き気味の関矢くんだったけど、会場に入ったら急に顔が輝いた。
「わぁ……やっぱりいいなぁ…」
すごく嬉しそう。
この顔が見たかったんだな、あたしは。
二人で一枚一枚の絵の前でじっと佇む。
言葉はなくてもなんだか通じてる気がした。
関矢くんの横は空気が優しくて居心地がいい。
ミュシャの柔らかな色合いにあたしは心の中の、図書室の関矢くんを思い出していた。

「森本さん、今日は本当にありがとう。楽しかった」
美術館を出ると関矢くんがあたしに微笑んだ。
「や…なんか無理やり連れてきたみたいになっちゃって…」
今更ながら照れる。
「あは、そうだね。でもこうでもしてもらわなかったらきっと諦めてたから」
…いいなぁ……関矢くんの笑顔…もっと見ていたい……
その時ふいに関矢くんの携帯が鳴った。
「あ、安斉だ」
急にあたしの心が騒ぎ出す。
「あ、うん、今出たトコ。うん…」
「関矢くん!!あたし疲れたからどっかで休みたいなぁ!!」
自分でも恥ずかしいくらいのわざとらしい大声。
「あ、ゴメン、じゃまた電話する。…森本さん、じゃお茶でも飲む?」
急いで電話を切った関矢くんに返事をせず、あたしはまた強引に彼の手を引いてずんずん歩いていった。
「え?どこ行く……?え?!ちょっと!!森本さん!!ココって…!?」
慌てる関矢くんの腕をしっかりと掴んだままあたしが入っていったのは……ラブホテル、だった。

ラブホテルっていっても内装は普通のシティホテルと大して変わらない。
あたしはシンプルなベッドに腰を降ろしてからやっと関矢くんの腕を離した。
関矢くんは明らかに動揺して目が泳いでいる。
「あ、あのさ…森本さん、どうしたの…?こ、こんなトコ僕達が入るのって…違うよね?」
おずおずと話しかける関矢くんの目をあたしは正面から見た。
「……安斉くんと、寝たの?」
関矢くんの目が脅えたような色になる。
「な…なんで…?」
「二人でいるとこ見たら付き合ってるんだって分かるよ!ダメだよ!やめなよ……男同士じゃない!!そんな…堂々と言えないような関係ダメだよ!」
「でも…だからって森本さんには…」
「…好きだから」
関矢くんの顔が驚愕に固まる。
「好きなの!関矢くんのこと高校の時から好きだったの!あの頃は言えなかったけど、ずっと……」
あたしはブラウスのボタンをはずして身動きしない関矢くんに抱きついた。
「ねぇ…あたしにしてよ…あんな女の子使い捨てにするような男やめて、あたしにしようよ…」
腕に力をこめて胸を強く押し付ける。
こんな柔らかな身体、安斉くんにはないでしょう?

無言の関矢くんが何か言い出すのを待っていると、ふとあたしの肩が濡れたのに気づいた。
「…う………ゴメ………ン…」
関矢くんがボロボロと泣いている。
「ゴメ……僕…やっぱ……ダメなんだ……」
「関矢くん…」
「こんな…してくれても……女の子にはそういう気持ち持てないんだ…僕……ゴメン……森本さん……」
「なんで…関矢くんが泣くのよ?」
「だって、分かるから。応えてくれない相手を思うのがどんなに辛いか……僕、分かるんだ……ずっと…そうだったから……」
ボロボロと泣き続ける関矢くんの肩は細く震えていて。
……ああ、この人はなんて弱くて優しいんだろう。
こんな弱い人が偏見に晒されながら恋をしてるなんて。
あたしは失恋した自分よりも関矢くんの心を思って胸が痛んだ。
「あたしはいいから、ね?」
「森本さん…」
「分かった。あたしが関矢くんの恋人になるのは無理。じゃあせめて友達にしてもらえる?あたし、人間として関矢くんを大切にしたい」
関矢くんが涙の残った瞳であたしを見つめる。
その時、関矢くんの携帯がまた鳴った。
「あ、安斉…今?その……ラ、ラブホテ…」
『はぁ?!』って大きい声があたしにも聞こえた。
あたしは携帯をひったくって叫ぶ。
「早く大事な恋人迎えに来なさいっ!!!」

ホテルの出口に立っていると安斉くんが息を切らして走ってきた。
思いっきり怪訝な顔で。
「せ、関矢…コレどういうこと?」
「えっと…」
あたしは彼を指差して叫んだ。
「こら!安斉!」
「え?!なに呼び捨て?!」
「アンタ学内ではあたしと付き合ってることにしなさい!!」
「…なんでそうなんの?」
「アンタみたいな男が女っ気ないとホモだと思われるでしょーが!そしたら一緒にいる関矢くんまでそんな目で見られるよ?!」
「森本さん…」
「…あたしにあなた達を守らせてよ」
関矢くんが感動のこもった目であたしを見てる。
安斉のバカは訳の分からないまま。
「とにかくアンタ達ダダ漏れなんだから、二人で人目につくよーなトコチョロチョロすんじゃないわよ!気をつけなさいね!!」
あたしはそこまで言うと二人を置いてホテルから駆け出した。
まだ高い日差しが眩しくて、ちょっと涙が滲む。

なんて今日は気持ちのいい天気!

********************************************

「なぁ…俺どうなってんのかよく分かんないんだけど…」
安斉が困惑した顔で問いかける。
「…好きだって言われた…」
「え?!」
「でも…ダメだった………」
「関矢?」
「僕は…安斉じゃなきゃダメみたいだ」
安斉の顔が赤く染まる。
「こんなトコでそんなセリフ言うなよ…」
「あ」
自分達がどこにいるのか改めて気づく。
「…寄ってく?」
「森本に忠告されたばっかだろーよ」
「じゃあ安斉の家行く?今日も親遅いんだろ?」
「…お前…結構子悪魔だな…」
「そう?」

支えてくれる人がいる。
それだけで僕は安斉を好きでいる事を許された気になってしまう。
僕はすごく幸せなのかもしれない。
明るい日の中で、安斉と少し離れながら歩いてる僕は大切な友達への「ごめんね」と「ありがとう」を繰り返していた。


★★★★★★★★★★


当初の構想では、森本さんは「彼氏のいる腐女子」で二人を面白がって見守るとゆー設定でした。
それをこんな風に変えたのは、そのままだったら話が膨らまないと思ったから。
森本さんの語りによって二人がどんな高校生活を送ってきたのか少し見えたかな、と思っています。
結果BLなのに女の子の恋心を延々と綴った作品になってしまったけど(笑)
森本さんは今後も登場予定。
強気な彼女を味のあるキャラにしたいな、と思っています。

2008/05/06 Tue. 13:15 [edit]

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木下けい子『キスブルー』が良かった件 


いきなりホモ絵ですいません☆

最近読んだBL漫画『キスブルー』『キスブルー?』が良かったので大好きなシーンを描いてみました。

最近発売の作品ではないのですが、メイトのBLコーナー眺めてたら「あ、これ好きそう」とピンときて『キスブルー』を購入。
読んで「これいいぃぃぃぃぃぃい!!」となって、翌日『キスブルー?』も購入しましたww

女の子と乳繰り合ってるシーンから始まるこのBL漫画(笑)
主人公は大学生の友坂と野田。
中学の時から友達やってる二人ですが、いつの間にか友坂が野田への恋心を意識するようになって。
精一杯フツーに振舞おうとして苦しむ友坂と、友坂の様子がおかしいことに気づいて心配する野田のやり取りが切なくてもどかしくてイイんです!!!
友坂は必死に自分の気持ちを隠そうとするけど、ふとした瞬間ににじみ出て。
もうそれが萌えvvvv
友坂の気持ちに気づいてしまった野田は友坂のために『友情』として彼を抱くのですが、かえって友坂を苦しめてしまう。
自分を鎧ってる友坂がバイト先のホモ店長を拒みながらも彼の前でだけ感情を晒せるシーンも好きです。
野田が友坂のことを考えてイライラするとことかも。
この『感情がこぼれおちる瞬間』がステキなんですね、この漫画は。
キスブルーといいながらも実はキスシーンは友坂の妄想1回とラストの方だけですが(笑)
二人の想いが通じてキスするところがすごくキレイで感動しました!

イラストは漫画を見ながら描いたのですが「なんか違う・・・」と悩み。
試しにトレスしてみたら顔のバランスがかなり違うことに気づき。
結局トレス絵を見ながら自分の絵を直すとゆー訳の分からない手順で描いた(苦笑)
手は私が勝手に描き加えました♪

しかし顔のバランスかぁ・・・
そのヘンが私の絵柄が古いといわれる原因かなぁ・・・
(MADのコメントで毎回指摘されてるのデス☆)
塗り方のせいもあるかなぁ・・・
うーーーーーん☆
(実は結構気にしてます・・・orz)←(おばちゃんだから古くてもしょうがないYO♪)

2008/05/04 Sun. 18:21 [edit]

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オリジナルBLSS6:sunny day (前編) 

懲りずに続きます。BLSS。
(初めて読む方はカテゴリーの『創作』からドウゾ)
今回はエロ無し、元クラスメートから見た二人です。
前後編に分かれてお送りします←(ワザワザ?!)

★★★★★★★★★★

ピーカン!

今日はなんという晴天!
雲一つない青空はまさにデート日和。

…だけど…
俺、岡崎拓巳(19)がこれから向かうのは陸上部の練習なんだよなあ…
チクショー☆空が眩しいぜ!

天気と裏腹に重い足取りで駅前に着くと、人待ち顔の懐かしいヤツを見つけた。
「おーー!安斉、久しぶり!」
「あ!岡崎」
高校の時の部活仲間。
会うのは卒業以来?
結構仲良かったんだけど大学違ったらこんなモンかなぁ。
今日はスゴい偶然だ。
「何?安斉デート?いーよなぁー」
「デートってワケじゃ…お前は?部活?」
「おう、見てのとーりだ」
俺はふと卒業の頃からコイツに聞いてみたかったコトを思い出した。
「なぁ…お前本当にもう陸上やんないのか?」
「俺程度の記録で大学の体育会はムリだよ」
安斉は笑って答えるけど。
「よくゆーよ☆本気で練習したコトなんかないクセに」
また笑う。
安斉はいつもそうだ。
羨ましいことに勉強もスポーツも努力しないでソコソコ出来てしまうコイツの本気の顔って見たこと無い。
本気になったらどこまで伸びるのか見てみたかったんだけど…
まぁ、しょうがないか。
それにしてもこんなヤツが見た目もいいなんて世の中は不公平だ。
当然女にモテてたけど、女にも悩んだり真剣な顔って見たことなかったな。
俺は最近聞いた安斉の噂を思い出した。
「そーいやさあ、お前大学入ってからすっかり女っ気ないって聞いたけど。ホント?」
「…ああ」
「ひゃ~☆信じらんねえ!あの女とっかえひっかえしてた安斉が?!」
「ヤな言い方だな…俺はもうヒマつぶしで付き合ったりしないんだよ」
「へ~、もしかしてマジで好きなコいるとか?」
安斉の頬がサッと赤くなる。
うわ!マジに信じらんねえ☆
コイツのこんな姿初めて見た!
「なになに!どんなコ?!」
思いっきり興味をかき立てられた俺が安斉につかみかかるように問い詰めていると、後ろから声をかけられた。
「あれ…岡崎?」
振り向くと、そこに居たのは高校のクラスメートの関矢。
「あー、久しぶり!今日はホント偶然…」
言いかけてから安斉の顔が輝いたのに気がついた。
「…安斉が待ち合わせしてたのって関矢?お前ら卒業頃も一緒に出かけてたよな?まだ付き合いあったんだ!」
「うん、まあ」
関矢が煮え切らない調子で返事をするけど、コイツは元々こんな感じだから気にしない。
そうだ。
コイツなら知ってるかな?
「なあ、関矢。お前安斉の好きなコって知ってる?さっきコイツに聞いたら真っ赤になっちゃってさー!」
「岡崎!余計なコト言うな!」
「おっかしーよなー!あの千人斬りの安斉がだぜ」
「人聞き悪いコトゆーなっ!」
焦りまくる安斉に押さえられながら、俺は持ち前のサービス精神でできるだけ面白おかしく喋ったのだけど。
関矢はひどく微妙な顔で
「お、俺は知らないよ…」と言っただけだった。
なんとなく感じる違和感。
「じゃっ!俺ら用事あるから!岡崎またなっ!」
俺のトークが止まると安斉はすぐさま関矢の手を握って早足で歩き去っていった…

あれ?
そういや関矢も安斉とは大学違うよな?
高校ん時もつるんでたワケじゃないのに、まだ付き合いあるって…?
それから安斉の反応。
関矢が来た時の輝いた顔。
女の話した時の慌てよう。
それから…手、握ってたな……
フツー男同士で引っ張ってくなら腕掴んでとかじゃね?

…………………………

ああ…そういうコトなのか?安斉…
…そりゃ女っ気ないハズだよな…
まぁ…関矢キレイな顔してるから解らんでもないけどな…
なんか複雑だけどな…

俺は姿が見えなくなった安斉に向けてメールを打った。

『関矢とのデート邪魔して悪かったな。安心しろ。誰にも言わないから』

俺ってなんて理解のあるヤツww
間髪いれずにレスが来た。

『なんでそう思う?』

…コイツ、あれで隠してるつもりだったのか?
呆れながらまたメールを打つ。

『バーカ!態度でバレバレだっつーの!俺がいい友達だったコトに感謝しろ!』
送信終了を確認してから携帯の電源を切る。
このデート日和に他の知り合いに出会わないよう祈っててやるよ、安斉。
走りながら、な。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


んーーーーー!!
今日はなんていい天気♪
まさにオープンカフェ日和。
あたし、森本亜佐美(19)はこんな日に外で本を読むのが好き。
友達との待ち合わせより早く来て、道行く人を眺めながら至福のひとときを過ごすの。
あれ?
なんか見慣れた人が歩いてる。
安斉くんだ。
高校で3年間同じクラスで大学も一緒の。
そりゃ見慣れてるよね☆

あ、連れがいるみたい。
色素の薄い髪と肌、華奢な体つき。
あれは……
関矢くん?
なんであの二人が?
…安斉くんが関矢くんの耳元で何か喋る。
関矢くんは顔を赤くして早足で離れてく。
安斉くんが急いで関矢くんの手を掴んで甘く微笑む。

何これ?
…こんなの…まるで…恋人同士じゃないの…
なんで?
なんで?

あたしの心は不穏にざわめきだす。

《続く》

★★★★★★★★★★

もったいぶって続ける程の話ではないと言われそうですが、後編の始まりも決めてるんでココまでで☆
後編は森本さんメインです。
岡崎くんはず~っと先で再登場予定。
…岡崎くんが再登場するまで私の根気が続けばいいなぁ…

2008/05/03 Sat. 22:45 [edit]

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2008-05
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