イロイロカケラ

オタクで腐女子なオバちゃんのたぶんお絵かき中心ブログ。10/7/1からFC2。それ以前の記事は前のブログで描いたものです。※版権物の二次作品は権利者と全く関係ありません。画像の無断転載禁!

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妄想SS:制服の午後 more deep ver. 

注意※
これは『制服の午後』??のストーリーに準じた内容となってますが、セリフや性表現がよりdeepになっています。
つまり

『18禁』

年齢をクリア、かつBLはOK!の方だけお進みください☆













*************************************


「スザク、協力しろ!」
ルルーシュは小さく叫ぶとスザクの肩を掴み芝生に倒れこんだ。
スザクがルルーシュに覆いかぶさる格好になる。
「ルルーシュ・・何を?」
「人が来る!俺の顔を見られたくない・・だから・・・」
スザクの肩に必死で顔を埋めるルルーシュ。
「・・・そんなんじゃ見つかるよ・・・」
スザクはルルーシュの両手首を掴むと抵抗する間も与えず、唇を重ねた。
「んっ・・・!!」
「静かに」
身をよじり声が漏れるルルーシュをスザクが小声で制する。
女生徒達の声も近づいてきた。

他愛も無いおしゃべりであったが、やがて木陰で抱き合っている二人に気が付いたのかヒソヒソと囁きが交わされる。
ルルーシュはスザクの唇に意識を持っていかれそうになりながらも、彼女らが去るのをジリジリと待った。
鼓動が高鳴る。
彼女達は立ち止まることなく去っていったが、その時間は永遠にも思えた。


完全に人の気配が消え、スザクはルルーシュから唇を離した。
ルルーシュの瞳は涙が滲み、やっと解放された唇は大きなため息を吐く。
「ルルーシュ・・・初めて?」
「・・・どうでもいいだろう、お前には。・・・もう、どけ」
目の縁が赤い。
強がってみてもバレバレだ。
ルルーシュはスザクに聞こえないように小さく舌打ちをした。
こんな自分を、スザクは子供だと笑うだろうか?
そんな事を考えながら。
「どうでもよくない」
しかしスザクの声は硬かった。
「君が他の人とこんな事していたらと思うと・・たまらない・・・」
ルルーシュの上に乗ったままの、苦しげなスザクの表情。
「初めてじゃないのはお前の方だろう?!」
ルルーシュはスザクの慣れた動作に苛立ちを感じていた。
スザクはフッと歪んだ笑みを見せる。
自嘲的なその顔にルルーシュは胸を衝かれ。
その一瞬に、不意に荒々しい愛撫がはじまる。

「な、何・・スザク・・・やめ・・!」
ルルーシュの衣服は乱れ、滑らかな首筋や腹部が露出した。
そこにスザクは次々と唇を落とし、指を這わせる。
「・・・軍隊っていうのは色々な事を学べる所でね・・・こんな事も」
スザクはルルーシュの下腹部にまで手を這わせると、ルルーシュ自身を握った。
「スザク・・・?な・・なに・・を」
「君も・・もうこんなになってる・・感じたの?僕の手で」
スザクは自分の手をゆっくりと、やがて激しくスライドさせる。
「や、やめ・・・んっ!・・スザ・・ク・・・お前、男と・・・こん・・な・・?」
「そうさ・・好きでもない男の相手をさせられる気持ちが分かるかい?君に・・・」
「・・ん・・あ・・や・・やめ・・・ろ・・・あっ・・・!」
冷たい声で行為を続けるスザク。
「そんな時はね・・・こいつはルルーシュなんだ・・そう、思い込んで・・・やり過ごしたんだよ、僕はね・・・君は・・・?」
「あ・・あ・・あ・・!くっ・・・ん・・んっ・・・」
「ここに誘ったのも・・・下心があったからだよ。君と・・こうするために・・!」
スザクの手の中でルルーシュの精がはじけ、白い飛沫が散った。


荒い息で横たわるルルーシュの目からは涙が流れている。
スザクはその痛々しい頬に軽いキスをして訊ねた。
「なんで・・・逃げなかったの・・・ルルーシュ」
「・・・お前はやっぱり自分勝手だ・・・」
「え?」
ルルーシュはスザクの右手を抱えると涙を零したまま搾り出すように言った。
「俺が・・・この手を離せるわけがないだろう?!」
「ルルーシュ・・・」
「・・・やっと・・やっと、もう一度掴めたのに・・・スザク・・・」
「君・・・」
「お前が・・・他の男とこんな事したなんて聞かされて・・・俺が平気だと思うのか?!」
止めどなく流れる涙。
「ごめん・・ごめん!ルルーシュ・・・ごめん・・・」
スザクはルルーシュを抱き起こすと震える身体を力強く抱きしめた。
その涙を口で拭うと、もどかしげに唇をあわせる。
ルルーシュの唇を割ってスザクの舌が滑り込むと、ルルーシュはされるがままに自らの口内を探らせた。
舌と舌が絡まるだけで、身体の奥が繋がっていくような感覚。
息があがり、身体の芯が次第に熱を帯びてくる。
スザクの指が腰をすっと撫でたとき、身体がビクリと震えた。
「ルルーシュ・・・分かってる?今の君の顔・・すごいそそられる」
「え・・?」
次々と訪れる初めての感覚にぼぅっとしているルルーシュはスザクの言葉の意味に気づかなかった。
スザクの表情に余裕がなくなってきたことにも。
「もっと・・・そんな顔見たい」

スザクはルルーシュを再び芝生の上に倒すと片足を高く持ち上げ、足先からゆっくりと舌を這わせた。
「やっ・・・ん・・・あん・・・あ・・・そ、そん・・な・・・」
「いい声だ、ルルーシュ」
やがてスザクの舌は太腿を這い下腹部に達した。
「・・・!だ、だめだ!それは・・」
「僕がこうしたいんだ」
スザクはルルーシュの制止にもかかわらず、彼自身を咥えこむ。
温かく濡れた感触に爆発しそうな感覚。
声を出したら一気にはじけてしまいそうで、ルルーシュは必死に耐えた。
「我慢、しないで」
スザクの言葉に意識を向けると気が緩んだのか、白い精がわずかに溢れた。
「あっ・・・」
羞恥に頬を赤らめるルルーシュに構わず、スザクは口を離すとルルーシュの腰をつかみ双丘に顔を埋めた。
「スッ、スザク!!」
スザクは何も答えず、ルルーシュの硬く閉じた部分に舌を差し込む。
「・・・あ・・はぁ・・・やぁ・・だ・・・そんな・・・とこ・・・ん・・・・・・・・・・・!つうっ!!」
羞恥と快感と。
二つの感情に揺り動かされるルルーシュに突然痛みが襲ってきた。
スザクが指を差し込んだのだ。
「な・・なに・・・?」
「少しずつ・・ほぐすから・・・力抜いて・・・」
「い、痛い・・スザク・・」
「息、はいて。大丈夫、慣れるから・・・」
はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・
ルルーシュの呼吸音が響く。
スザクはゆっくりと指を出し入れしながら、本数を増やしていった。
「・・・いいかな、そろそろ・・・」
ルルーシュは酸欠になりそうな頭で、ぼんやりと自分が何をされるのか考えていた。
「ルルーシュ・・力抜いて」
これ以上力なんか抜けるもんか、そんな風に考えていると。
「・・・あ!ああ!ああぁぁぁああ!!」
指とは比べ物にならない痛みが襲ってきた。
身を裂くようで、思わず大声が出る。
「ごめん・・深呼吸して・・・」
スザクに促されルルーシュは涙目で大きく息をした。
「君の中に僕が入ったんだ・・・すごい、熱くて・・・気持ちいいよ・・・」
ルルーシュも自分の中の熱をもった塊を感じていた。
「ゆっくり・・動くから」
スザク自身がルルーシュの中で動き出した。
ゆっくり、少しずつ角度を変えて。
痛い。
すごく痛い。
痛いけど・・・
「あ・・んんっ・・!!」
ルルーシュは思わず漏れた嬌声に自分で驚いた。
「ここ?感じる?」
スザクはルルーシュの潤んだ紫色の瞳を覗き込み微笑んだ。
その額にはうっすらと汗が浮かんでいる。
苦しげに顔を赤らめるルルーシュとキスを交わし、スザクは再び動き出す。
徐々にスピードを増して。
ルルーシュの快感のポイントをはずさないように。
そしてルルーシュは痛みの中に現われる快感の波を逃さないようにスザクにしがみつく。
「ルルーシュ・・・まだ痛い?」
「痛い・・・けど・・熱・・くて・・・なんだか・・・・・あ・・・あ・・!」
ルルーシュは気づかぬうちにスザクの動くリズムとシンクロしていた。
互いに身体の奥で溶け合って、汗も吐息も交じり合って。
「・・・いい・・ルルーシュ・・・君・・・すごい・・・」
「あっ・・あん!・・・スザ・・ク・・・スザク・・・!」
やがてスザクがルルーシュ自身を掴み、絶頂の時間が二人に訪れた。


ぐったりとしたルルーシュをスザクは背中から抱きしめる。
「ごめん・・ルルーシュ・・・」
「痛かった」
ぶっきらぼうに答えるルルーシュ。
「ごめ・・」
「でも、後悔してないからな」
きっぱりとした声が響く。
「だからもう謝るな」
「ルルーシュ・・・!」
スザクはルルーシュを更に強く抱きしめ、うなじに熱く口付けた。
「ス、スザク!」
「嬉しいんだ・・・君と・・・こんな・・・」
「・・バカ!・・・・あっ・・!」」
ルルーシュの身体が急にビクリと動き出す。
スザクが彼のうなじに舌を這わせた瞬間だった。
「君って・・・感じやすいんだ」
「なっ、なに!?」
「それも、嬉しい」
「バカ!お前は大バカだ!」
どんなに悪態をつこうともルルーシュの頬は照れて紅潮している。
それが分かっているスザクは幸せな一時を噛み締めていた。



そして二人は陽射しの中での甘い時間から日常へと戻っていく。
制服という柔らかな学生としての殻を脱ぎ捨て。
ゼロの装束や軍服という鎧を身に着ける。
その先にあるのは二人が相容れない未来。

どんなに。

相手を思おうとも。

どれだけの。

涙を流しても。



《END》


*************************************


私が初めて書いた18禁BLSSデス。
(もしかして最後になるかも☆)
読んで不快に思った方がいたらゴメンナサイ☆
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2007/05/31 Thu. 13:11 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

 注:これは選択肢で読み進むSSです。初めての方は?から読み始めて下さい。


「いつからなんて・・・分からない」
「分からない?」
「気が付いたら・・・もう頭の中が君でいっぱいだったから・・・」
スザクの潤んだ瞳がルルーシュから離れない。
幼なじみが自分と同じ気持ちだったことにルルーシュは感動すら覚えていたが。
プライドが邪魔してか、スザクへの返事は消え入るような一言。
「・・・俺も・・・」
しかし、そんな小さな声でもスザクにとっては充分だった。
「すごく、嬉しい」
「スザク、俺は・・」
「幸せすぎておかしくなってしまいそうだ・・」
スザクはやっと手に入れた恋人に温かいキスを贈った。
「力・・・抜いて・・・」
ルルーシュは唇に、目蓋に、耳たぶに、首筋に、胸元に、次々とおとされる口づけをはにかみながら受け入れた。
スザクが与える快感に身をゆだねるように。
彼の慈しむような愛撫に身体の芯が熱くなる。
「・・・こういう時スカートって便利だね」
いつの間にかスザクの手はスカートの中にまで及んでいた。
「・・・もう、こんなの着ないからな」
「いいよ・・・そのままの・・・君なら・・・」
頬を赤らめて無愛想に呟くルルーシュを、スザクは愛しげに見つめる。
そして繰り返し指先を、唇を、足を絡め。
互いの身体に溶けていった。
ルルーシュの身を裂くような痛みさえ甘さに変えて。
柔らかな陽光の下で。


「おかえり、ルルーシュ」
ルルーシュが静かにドアを開けると正面にC.C.が構えていた。
少々動揺したルルーシュにC.C.は平坦な声で問いかける。
「少し遅かったようだな?」
「あ、ああ、友達と・・スザクと会っていたから・・」
「・・・ふうん・・・」
そこで会話は途切れたがC.C.はルルーシュの顔から目を離さない。
「なんだ、C.C.言いたい事があるならはっきり・・!」
「別に、大したことじゃないさ。お前は友達とそういう事をするのかとか、あの女装はなかなか可愛かったからあいつが変な気分になるのも仕方ないとか、私も今度あの制服を着てみようかとか、外でやるのは感心しないとか、初めてなら身体の負担も相当なものだろうから今日は早く休めとか・・・その程度のことだ」
目を見開き固まったルルーシュにC.C.はクスリと笑った。
「私は魔女だからな」
「・・・俺のプライバシーだ」
ルルーシュが苦々しい顔でシャワー室に入ろうとすると、C.C.の声が背中に突き刺さる。
「あの男には深入りしない方がいい」
「・・・どういう意味だ?」
C.C.のはぐらかすような微笑み。
「・・・単なる予言だ。私は魔女だから」

その時。
ルルーシュにはC.C.の言葉の意味が分からなかった。
でも。
ルルーシュがC.C.の言葉の意味を悟る日は。
やがて訪れる。


ーENDー


※甘甘☆ギリギリ表に出せるエロを目指したのですが・・・大丈夫だったでしょうか?(汗)

2007/05/27 Sun. 17:25 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

注:これは選択肢で読み進むSSです。初めての方は?から読み始めて下さい。



「7年前からだよ」
スザクは迷いの無い声で答えた。
「そんな・・・子供の頃から・・・?」
「君はとても懸命にナナリーの世話をしていたね。家事を全てこなして、やり繰りまで。皇子様なのに・・・そんな君を見ていて思ったんだ。なんていじらしい子なんだろうって!そして君こそが僕と人生の苦楽を共にしてくれる人だって!」
「ちょっと待て☆誰がお前の糟糠の妻になると言った?」
「君なら僕がどんな苦境に陥っても支え続けてくれるだろう?そう、君と子供達と暖かな家庭を築くのが僕の夢なんだ!君と戦後別れた時は胸がつぶれそうに悲しかった・・・再会して僕がどんなに嬉しかったか君は分かるかい?」
「再会して嬉しいはいいとして、子供ってなんだ?!」
ルルーシュの声が徐々に冷えていることにスザクは気づいていないようだった。
「え?僕と君の子供に決まってるじゃないか♪」
「俺は男だ。身長はお前より高いし声だってお前より低い」
「分かってるよ。でもそんなことでは君の可愛らしさは損なわれないよ♪」
「・・・つまりだ。お前はそんな昔から・・・俺をずっと・・・女扱いしてきた。そういうわけか?!」
「あの頃からヒラヒラの服がとても似合っていたよね♪今日の制服もよく似合うけど♪」
「・・・・・・それはどうも」
バシッ☆
スカートに手を伸ばそうとするスザクの手をルルーシュは叩いた。
「脱ぐのはお前だ。スザク」
「え・・・?ルルーシュ・・?」
「ほら・・・脱いで、早く・・・」
「い、意外と積極的なんだね・・・嬉しいけど♪」
いそいそと脱いでいくスザクの前でルルーシュも女物の制服を脱ぎはじめた。
スザクが期待を込めた目でルルーシュに手を伸ばすと・・・
ルルーシュはスザクの制服を猛烈な勢いで奪い取り、女物の制服を彼にたたきつけた。
「女扱いされてお前に抱かれるなんて、この俺が我慢できるか!!」

呆然としたスザクの目の前で、ルルーシュはテキパキとスザクの制服を着込み携帯を取り出した。
「・・・あ、会長?ルルーシュです。お借りした制服ですけど、スザクもリハーサルをしたいそうなので彼に回しましたから。スザクから返してもらってください。はい。・・・じゃあ」
「ルルーシュ?」
「と、いうわけでお前も『男女逆転祭り』のリハーサルをしておくんだな。俺は帰る」
「ルルーシュ!・・・僕と愛を確かめ合うのは・・・」
「知るか!!!一人でやってろ!!」
晴れて男装に戻ったルルーシュはそう言い捨てて立ち去っていった。
悔しいので今度男同士の攻めとやらについて勉強してスザクを襲ってやろうか・・・とか考えながら☆

そして女物の制服と共に取り残されたスザクは。
「あの、意地っ張りで素直でないところがいいんだよなぁvv」とルルーシュの態度にかえって萌えていたり。
制服に鼻を押し当て「ルルーシュの匂いだ・・・♪」とウットリしたり。
制服を着込んだ自分の姿を池に映してご満悦だったり。
意外と楽しく過ごしていたのである☆


ーEND-


※スザク完全にヘンな人になってしまいました☆ファンの方ゴメンなさい(汗)

2007/05/27 Sun. 16:14 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

注:これは選択肢で読み進むSSです。初めての方は?から読み始めて下さい。



「スザク!協力しろ!」
ルルーシュはスザクの肩をつかむと一緒に芝生に倒れこんだ。
「ルルーシュ・・・何を・・・」
「俺のこんな姿を見られたくない・・・顔が見えなかったら男同士に見えないだろう?だから・・・」
ルルーシュはスザクにしがみつくとその肩に顔を埋めながら女子達が通り過ぎるのを待った。
スザクもルルーシュの身体をそっと抱きしめる。
ついに女子達が近くに来た瞬間は、二人とも息を殺した。
数分が数時間にも感じられた。


「だからねぇ、あの先生ってば・・・」
「え~本当?!やだなぁ~☆」
「ちょ、ちょっと!アレ・・・!」
「え?なに?」
「あ・・・あれイレブンの・・?」
「・・・相手誰だろ・・・美人ぽいけど・・・顔見えないね・・・」
(どうでもいいだろ?!早く行け!!)
「ね、ノゾキみたいだから・・・行こうよ」
(そうだ!早く行け!)
「う、うん・・」
女子達は小声で囁きあいながら遠ざかっていく。
ルルーシュはすっかり人の気配がなくなったことに安堵した。

「スザク、もういいぞ」
しかしスザクがルルーシュの身体に回した腕の力は緩まなかった。
「スザク・・・?」
何も言わない友を見つめると。
その瞳は熱を帯びて潤んでいた。
「ス、スザク・・・どうした?離していいぞ・・・」
「・・・嫌だ・・・離したくない・・・ルルーシュ・・・」
「え?」
「僕は・・・ずっと我慢していたんだ・・・なのに君がそんな格好して・・抱きついてくるなんて・・・もう、ダメだよ・・・」
「・・・スザク?」
スザクは切なげに瞳を細めるとルルーシュの身体を一層強く抱きしめ、唇を寄せた。
抵抗が一歩遅く、唇に触れた感触、彼の甘やかな香り

ルルーシュは口を硬く閉じ息を止めた。
ルルーシュの唇の上でスザクの唇が柔らかく動く。
ようやく唇が離れると、息苦しさで目が潤み呼吸が荒くなる。
「ルルーシュ・・・キスは初めて?」
初めてだなんて言いたくない、でも嘘をついても態度でバレてしまうだろう。
何も答えられず、ルルーシュはただ揺れる瞳をスザクからそむけた。
スザクは今度はルルーシュの耳元で囁く。
「嬉しいな・・・君の初めてが僕だなんて・・・」
彼の指はルルーシュの快感を探り当てようとするかのように背中へ腰へ、優しく動き続ける。
ルルーシュは身を捩りながらささやかな抵抗を試みた。
「お、俺はこんな事許したわけじゃない!お前は・・・友達で・・・!」
「僕はずっと君が好きだったよ。友達以上に。そして・・・こうしたいといつも思っていた」
スザクの真剣な瞳にルルーシュは魅入られる。
「・・・いつから・・・?どうして俺なんだ・・・?」

※選択肢
A:「7年前からだよ」 →?へ進む
B:「いつからなんて・・・分からない」 →?へ進む

2007/05/27 Sun. 16:13 [edit]

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「伏せて、ルルーシュ!」
スザクは突然ルルーシュに覆いかぶさった。
「スザク・・・何を・・・」
「君だって分かったらまずいだろう?こうすれば顔が隠れる」
スザクはルルーシュの頭を包み込むように両腕で抱え込んだ。
耳元でスザクの声と温かい吐息を感じる。
「君も協力してよ。僕が襲ってるみたいだから」
スザクの笑いを含んだ小声に促され、ルルーシュはおずおずとスザクの背中に手を回した。
自然と二人の足が絡み合う。
(まずい・・・心臓の音が・・・スザクに聞こえるかも・・・)
ルルーシュの胸の動悸は一層激しくなった。
身体の芯が熱くなる。
そっとスザクの顔に視線を移すと、至近距離にある彼の瞳にルルーシュの瞳が映っている。
唇の距離も・・・あとたったの数?・・・
(お、俺は何を考えてるんだ・・・相手はスザクだぞ!男だぞ!なのに・・・なんで・・・)


ルルーシュが自身の中に湧き上がった感情と戦っていると。
パシャッ!パシャッ!パシャッ!
「・・・・・・・え?」
突然カメラのシャッター音が響いた。
「ありがとう!スザクくん♪想像以上にイイのが撮れたわ!」
呆然としたルルーシュの前に現われたのはクラスメイトのソフィ。
「これで良かったの?」
「もう最高vv次のイベント用のいい資料になったわ♪お礼はノート1ヶ月分で良かったっけ?ルルーシュにそんなコスプレまでさせてくれたんだからお昼1週間分も付けちゃうわよ♪」
「助かるな」
にこやかに会話するスザクとソフィ。
そこに殺気を漂わせたルルーシュが立ち上がる。
「・・・どういうことだ?スザク」
「ああ、彼女に頼まれたんだよ。君を呼び出して押し倒すフリをしてくれって。まぁフリならいいかな、と思って」
「その謝礼がノート1ヶ月分と昼飯・・・?」
「僕、欠席が多いから試験前とか困るんだよね。彼女が全部の授業のノートをとってくれるんなら大助かりだし」
「・・・俺がノートなんていくらでもくれてやる・・・昼飯だっていつだって奢る・・・」
「え?だって君もよく休むじゃないか」
「・・・そんなもの何処からだってかき集めてくれてやる!!だから二度とこんなマネをするな!!!」
ルルーシュの怒りにソフィはブルブル震えていたが、スザクは平然と落ち着いている。
「君を怒らせちゃったね。ごめんよ、ルルーシュ。分かったよ。もうしない」
「・・・絶対だ・・・!」
「ああ約束する。あ、僕軍に戻る時間だから。じゃ♪」
スザクは爽やかに微笑むと何事も無かったかのように立ち去っていった。

ソフィが呆然としていると、ルルーシュはもの凄い勢いで彼女のカメラをふんだくった。
「え、ちょっと、あたしのカメラ・・!」
すばやくメモリを抜き出し、手の中で粉々に砕く。
そしてメモリを失ったカメラをソフィに向かって放り投げた。
「え・・・そんな・・・最高の素材が・・ぁぁ~~~~・・・・」
泣き出すソフィを後にして、ルルーシュは校舎に戻っていった。
怒りに任せて忘れていたようだが、ミニスカ女子制服のままで隠れることなくずんずんと。
怒りをまとった女装のルルーシュの美しさは一種凄みさえあった。
当然その姿は多くの生徒に目撃され。
後日、生徒会にメンバー厳選の『男女逆転祭り』の要望が多数寄せられようとは。
この時のルルーシュには思い至らぬことであった。


ーEND-


※ルルーシュ、悪い男に騙されるの巻(笑)

2007/05/27 Sun. 16:13 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

注:これは選択肢で読み進むSSです。初めての方は?から読み始めて下さい。



・・・分かった・・・その条件、飲もう」
ルルーシュは渋い顔で答えた。
「でも・・・人のいるところは・・・その・・・」
スザクは満面の笑みで提案した。
「ああ、裏の森はどう?あそこならほとんど人もこないだろう?」
「・・・いいだろう」
ルルーシュの答えに満足したスザクはロープをほどき、姫をエスコートする騎士のようにその手をとった。
「とんだ王子様だ・・・」


校舎裏の森は木立の間から柔らかな日差しが降り注いでいた。
まさに絶好のデート日和である。
「気持ちいい天気だね♪ナナリーも誘えば良かったかな?」
「こんな格好でナナリーの前に出るのは嫌だ・・・」
「ナナリーには見えないだろ?」
「・・・それでも嫌だ・・・」
ルルーシュはさっきからずっと俯いている。
手はスカートの裾をつまみ、モジモジと下に引っ張り続けていた。
「それ、気になるの?」
スザクの問いにルルーシュは目をそむけながら答える。
「・・・足が寒いんだ!全く女はよく平気でこんなものが着れるな!」
顔を隠しても耳まで赤いのは変わらない。
スザクはふっと微笑み。
「座ろうか」
ルルーシュを木陰に誘導すると、その足に自分の上着をかけた。
「あ、ありがとう・・・」
ぎこちなく礼を言うルルーシュ。
二人の間には涼しげな風としばしの沈黙が訪れた。
「なぁ・・・」
沈黙を破ったのはルルーシュ。
「デートってどういうつもりだ?俺とこうしているだけではお前は面白くもなんともないだろう?」
「僕は楽しいよ。ルルーシュといるだけで・・・」
スザクがルルーシュを見つめながら答える。
「スザク・・・」
さわさわと梢がさざめく音が響く。
二人の間には先程よりも濃密な空気が流れていた。


その時。
不意にやや離れた場所から女子達のはしゃぐ声が聞こえてきた。
しかもだんだんこちらに近づいてくる。
(まずい・・・この格好を見られたら・・・)
ルルーシュの背中に冷たい汗が流れてきた。


※選択肢
A:「伏せて、ルルーシュ!」
 スザクは突然ルルーシュに覆いかぶさった。 
→?へ進む

B:「スザク!協力しろ!」
 ルルーシュはスザクの肩をつかむと一緒に芝生に倒れこんだ。
 →?へ進む

2007/05/27 Sun. 16:13 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

注:これは選択肢で読み進むSSです。初めての方は?から読み始めて下さい。



「そんな恥かしい事するくらいなら頼まない!」
ルルーシュは自分のプライドにかけて叫んだ。
「へ~、このままでいいんだ?」
あきれたように言うスザクが、考え直して条件を取り下げて自分をほどいてくれるのを期待して。
「下校時間までにニーナかカレンが来る可能性があるし、俺の帰りが遅かったら咲世子さんが心配して探しに来てくれるだろう。無理にお前の力を借りることはない!」
(こう言えばスザクの性格なら「意地っ張りなのは昔と変わらないね♪」とか言ってほどいてくれるはずだ!)
ルルーシュがスザクの出方を様子見していると。
「・・・分かったよ」
(よし!)
「君がそんなに言うなら僕は諦めて帰るね。じゃあ」
「え☆」
スザクは悲しそうに首を振りながら生徒会室を出て行った。
ルルーシュを振り返ることもなく。
バタン☆
「す、スザク?!お前はそんな奴じゃなかったはずだ!おい!スザク!戻ってこーーーい!!! 」
・・・ルルーシュの叫びはスザクに届かなかったようである。
がっくりとうなだれたルルーシュであるが、彼は自分の言い出した可能性を思い出した。
「恥を忍んで・・・ニーナかカレンか咲世子さんが来るのを待つか・・・・会長が戻ってくるかもしれないし・・・」
ルルーシュは、待った。
可愛らしい女子高生の姿で椅子に縛られたまま、待った。


次の日。
「おはよう!ルルーシュ」
爽やかな笑顔で挨拶してくるスザク。
「・・・ああ・・・スザクか・・・」
これ以上ない仏頂面で返すルルーシュ。
「昨日は大変だったね。結局誰が君を助けてくれたの?」
(お前がそれを言うか?!)
心の中でツッコミながらもルルーシュは平静を装って答えた。
「誰でもいいだろう。お前には関係ない」
実は。
あの後生徒会室には誰も訪れなかった。
ニーナは現われず。
カレンは考えてみれば欠席してたので来るはずもなく。
ミレイも戻ってくることはなく。
咲世子さんは最近ルルーシュの帰りが遅いのに慣れているから探すわけもない。
(・・・屈辱だ!!)
ルルーシュが、あの姿でどうやって脱出したのか。
彼は決して語ろうとしない。
決して、誰にも。


ーEND-


※どうやって脱出したか、ご自由に想像してください♪(笑)

2007/05/27 Sun. 16:12 [edit]

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コードギアス妄想ADVSS:制服の午後? 

またもや妄想を垂れ流しにしようとするうっちーデスが☆今回はとうとうアレに挑戦しますよ・・・
そう・・・『スザルル』に・・・!
いや元々はルルスザ派だったんだけどね☆
色々妄想を展開させても童○が攻めってのはちょっと難しくてね☆(苦笑)
えへっ♪


※途中で選択肢があります!
選択肢によって次の話数に進んで下さい。
(もの足りなくなるのもエロくなるのもアナタの選択次第♪)



その日。
スザクはいつものように生徒会室に足を進めていた。
ドアに手をかけようとすると中から穏やかでない声が聞こえてくる。
ガチャッ。
「やめろっ!!こら!おい、リヴァル放せ!!会長もいい加減に・・・」
「あ~ん♪ダメよルルーシュ、動いちゃ♪」
中で喚いていたのはスザクの親友、ルルーシュであった。
しかしその姿は会長をはじめシャーリーやリヴァルが取り囲んで見えない。
「・・・何やってるんですか?」
スザクの問いかけでルルーシュを囲んだ人々が振り向いた。
「あ~、スザクくん♪コレはね、次の企画『男女逆転祭り』のリハーサル♪」
にっこり微笑むミレイ。
その背後では椅子に縛り付けられたルルーシュが苦々しい表情を浮かべていた。
「ルルーシュ・・・その格好・・・」
「みっ見るな!!無理やり着せられたんだ!・・だから反対だって・・・・・・・」
ルルーシュは女子の制服を着ていた。
ミニスカートからスラリと伸びた足。
「そう、でも足閉じないと下着が見えるよ」
真っ赤な顔で瞬時に膝を合わせるルルーシュ。
「胸までどうしたの?本格的だね」
ルルーシュの胸には二つの立派な膨らみが作られていた。
「・・・なにか詰め込まれた・・・・」
屈辱の表情でスザクの質問に答えるルルーシュ。
「会長!ね、もういいでしょう?放してくださいよ!」
ルルーシュの懇願も空しく。
「あっ、いっけなーい!私お祖父様に呼び出されてたんだ。すぐ行かなきゃ!」
「水泳部の練習、遅れちゃう!」
「あ、俺バイトだから!」
あろうことか、縛られたままのルルーシュを残して皆次々と立ち去っていく。
ルルーシュの側に残ったのはスザクのみ。
「・・・何見ているんだ・・・早くほどいてくれ」
不機嫌に呟くルルーシュ。
耳まで真っ赤になった顔はよく見るとうっすらとメイクが施されている。
艶めいたピンク色の唇は元々色白の肌によく似合っていた。
しなやかな黒髪には小さなリボンまで結ばれている。
スザクはルルーシュの姿をまじまじと見つめてから一言告げた。
「ほどいてもいいけど・・・条件があるな・・・」
「条件?!なんだ、それは!」
素直にほどくと思っていたスザクが『条件』などと言ったことにルルーシュは動揺した。
(何を・・・言い出すんだ!スザク!可能性は・・137通り・・いや、220・・・?)
焦るルルーシュにスザクが出した条件は。
「その格好で僕とデートしてくれること♪」
「・・・・・・・・・・・・は?!」
「せっかく可愛い格好してるんだから、すぐ着替えちゃうのはもったいないよ。それに僕がたまに可愛い女の子とデートする気分を味わったっていいだろう?」
「・・・俺は男だ」
「分かってるよ☆だから気分だって♪で、どうするの?僕とデートする?それともずっとここで縛られてる?」
くっ・・・・・
ルルーシュは唇を噛み締め、苦渋の選択をした。


※選択肢PART1
A:「そんな恥かしい事するくらいなら頼まない!」 →?へ進む
B:「・・・分かった・・・その条件、飲もう」 →?へ進む

2007/05/27 Sun. 16:12 [edit]

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重機人間ユンボル全1巻(涙) 


今回紹介いたします漫画は。
かの『シャーマンキング』の武井宏之氏の新作。
『重機人間ユンボル』全1巻でございます・・・
『全1巻』でお気づきでしょうが、打ち切りの憂き目にあった作品です☆(涙)
ジャンプに連載中は私がジャンプレビュー書いてなかったんで応援記事を書きそびれましたが。
すんごい気に入ってたんですよ!!
「いつか書こー♪」と思ってるうちに、あれよあれよと打ち切り☆
今できることを明日に伸ばしてはいかん、とゆーコトがシミジミ身に染みました・・・

キャラ達もみんな大好きでした。
主人公は「見た目は5歳児、心は中年」(笑)のバル。
この熱血だけど渋い5歳児がカッコカワいいんですよ!
最後に10歳児の姿になった時は「カッコいいvv!!」とトキメいてしまいました♪
仲間のニッパーは思いっきりヘタレなダメダメキャラだけど、イザという時は使える奴。
ヒロインのリベッタ・グンテ・ヘルメート・ドヴォーク姫は美人だけどシニカルなS(笑)
(中年のバルに密かに恋していた様子は実はツンデレ?)
彼らが祖国ドヴォークをゲンバー大王に侵略され、国を取り戻すために立ち向かうのですが。
敵である現場主義のゲンバー大王は自ら汗水流し働いているので、なかなかイイ人ぽいです(笑)
黒幕のDr.ドカルトはやたら長いリーゼントと『博士番長』(笑)という肩書きがステキすぎます♪
他のユンボル達も出番が少なくてあまりキャラが伝わってこなかったけど、巻末の設定資料を見るとかなり面白そうな面々ですね。

キャラの他にも世界観とか事細かに書かれていましたが。
本当に打ち切りが残念です☆
これを漫画で描いてもらえたらなぁ・・・くすん。
とにかく工事関係に特化したネーミングが素晴しいセンスで(キャラの名前でも伝わるでしょうが)
特に『ユデンの園』なんて「うまい!」と言いたくなるくらい♪
アクションシーンもハデな見せ方で引き込まれるし、ロボットも出てくるし。
・・・コレ、ぜひアニメにして欲しいなぁ・・・
絶対動いたら面白いと思うんだよなぁ・・・
そんで漫画で描けなかったエピソードとかアニメでどんどんやってもらったりして♪
私の単なる妄想だけど、誰か実現してくれませんかね?!

何度も言ってますが、打ち切りにするには惜しい作品だったと思います。
ジャンプもさー、アンケート至上主義そろそろ止めて。
じっくり連載を育てるようにして欲しいですね☆
(人気があるだけでダラダラ続けるのもナシで!)

2007/05/25 Fri. 17:04 [edit]

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コードギアス小ネタ:屈辱の日2 


「だから・・・イヤだって言ったじゃないですか・・・」

わはは☆
コレは『男女逆転祭り』のルル♪
そう、ルルが『STAGE9.258 ルルーシュ には 言えない』で
「絶対反対ですから!」と言い切った『男女逆転祭り』♪
「絶対」と言われたらやってみたくなるのがSの人情ってもんで←(え☆
胸は詰め物(笑)
ミレイが制服を貸してくれて(無理に着せて?)
リヴァルが羨ましがったり
スザクが惚れ直したりとか(笑)
はい☆いつもながら妄想の激しいうっちーでした~~~♪

2007/05/25 Fri. 08:47 [edit]

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sound episode 2 『褐色の苦悩』 


はい♪待望の『コードギアス sound episode 2』が遂に発売になりましたがまたもや黒のギアスでしたうっちーデス☆
いや~~~、今回も期待通り爆笑でしたよ♪
それではまた聞き書きいたしますが、私が選んだのは扇が主人公の『褐色の苦悩』
やっぱ自称『記憶喪失ヴィレッタで妄想する会会長』としてはコレでしょ♪
大真面目な扇がたまらなく可笑しいデス!!



「昨日起きました反政府武装組織日本解放戦線によるタンカー自爆テロの・・」
直人・・・どうすればいい?こんな時・・・
ゼロが現われたあの日から、俺がお前から受け継いだ組織は大きく変わった。
ゼロの示す道は険しく覚悟を強いる。
でも彼ならお前の志を形と成せるかもしれない。
ああ、俺はゼロが皆を率いてくれることになって本当に良かったと思っている。
ふーーーっ・・・や、や、そんなんじゃない、このため息は・・・
直人・・・実は俺は今、一つの深刻な問題に直面している!

「んっ・・・ん・・・ん・・」
今俺の部屋のベッドの上でずぶぬれの服を着た女性が眠っている。
・・・大丈夫。三日前に掃除は済ませた。シーツも替えたばかり。←(ヤる気満々?!)
・・いや!そういうことじゃない!分かってる。←(セルフツッコミ♪)
でも気を失って港に打ち上げられていたんだ。傷も負っていた。
ブリタニア人だからって放っておいていいってものでもないだろう?←(人道的配慮ですか☆)
しかも!
「・・・ゼロ!」
いったい彼女は・・・
しなやかに伸びた両手の指にはナイトメアパイロット特有のグリップダコ、柔らかさの中に適度な弾力と張りをもった鍛えられた身体、とても民間人とは・・・←(気づいてたんかい!☆)
いや、濡れたままにしておくわけにはいかないだろう。
タオルで全身を拭いた時・・
「・・・う・・ん・・」
服の上からだ!服の上から拭いたんだ!←(言い訳しなくても)(笑)
濡れた生地が肌にぴったり張り付いて体のラインが・・・ゴホン☆←(素直になれよ)(笑)
相手が誰であろうと濡れた服を着せたままっていうのはやっぱりまずいと思うんだ。
このままじゃ風邪を引いてしまう。
けど直人・・・俺は生まれてこの方・・自分の手で女性の服を脱がせたことなんて!!←(童○?!それとも「男性経験はあるけれど女性経験はありません☆」か?!)
RRRRRRRR・・・・・・
「うあおっ!!☆」
ぴっ☆
「扇さん?私です」
「あっ・・ああ、カレン・・どうした?」
「ちょっと・・・相談が」
「何かトラブルか?」
「てゆうか、黒の騎士団の制服、出撃後とかじゃなくてもっと小まめにクリーニングに出したいんですけど。予算割けませんか?ホラ、倉庫の中の仕事だって結構汗とかかくし」
「そうだな。結構汗かくよな」
「でしょ~!」
「汗ぐっしょりになるよな!」
「・・まぁ、作業によっては・・汗ぐっしょり・・」←(引きはじめてマス♪)
「早く脱がないとまずいよな!」
「え?ええ・・早く脱がないと風邪引くかも」
「汗ぐっしょりでそうなんだから、ましてや海に落っこちてずぶぬれになんかなったりしたら!」←(完全に話が変わっていマス)(笑)
「扇さん?」
「なぁ、カレン。そんな時お前は・・何から脱ぐ・・」←(セクハラ!)(笑)
「は?!」
「あ、い、いや、そうじゃなくて!・・どうやって脱ぐ・・?あっ!あああ!そんなこと言いたいんじゃなくて!どうやったらそんなお前を脱がせられる・・?」←(更にドロ沼)(笑)
ぷつっ☆ツーツーツー・・・
「あ!おい!カレン待ってくれ!何か誤解している、カレン!」
ツーツーツー・・・
いかん・・・どうすれば女性に不快感を与えず服を脱がせることができるか聞きたかっただけだったのだが・・←(不快感を与えるかどうかは、方法ではなく好みのタイプかってだけデスよ♪)
逆にカレンに不快感を与えてしまったらしい。←(当たり前☆)
かけ直して誤解を解かなければ・・・でもどう説明する?!
俺の目の前にいるのはブリタニアの・・・
RRRRRRRRR・・・・・・・
「あっ、カレンか?!」
「扇ぃ、オレオレ♪」←(詐欺か?!)(笑)
「玉城・・」
「あのさ、今お前んちの近くの居酒屋で飲んでんだけどさぁ、新入りの団員達も皆いるんだけどさぁ~!」←(完全酔っ払い口調♪)
「お前・・今が黒の騎士団にとってどんなに大事な時なのか分かってるのか!」
「わあってるって!分かってマス☆だから!これまでの活動の反省とこれからの方向性についての、話し合いって名目の飲みかーい!♪南も杉山も吉田も井上もみ~んな付き合い悪くってさぁ☆」←(仲間はずれ?)
「当然だろ」
「でも、扇は来てくれるよな?た~まには飲もうよぉ♪ゼロのグチでもツマミにしてさ♪」←(飲んでなくても言ってると思うが言い足りないのだろうか)
「グチなんてあるわけ・・・!なぁ、玉城」
「ナニ?来る?」
「じゃなくて。聞きたいことがあるんだ」
「なぁんだ☆酒がまずくなる話はやめろよ☆」
「お前はきっと慣れてるよな・・・教えてくれないか。あ、その・・なんだ・・・女性の服の脱がし方を!」
「ナニぃ?!女と一緒ぉ?扇もヤることヤってんじゃん♪」
「そうじゃない!いや、そうじゃなくもないんだが・・」←(やっぱりヤることヤりたいのか?)(笑)
「それはもう、女の身体を撫でてるうちに自然とポロポロっと脱げてくって!ん~~♪」←(具体性のない指導は初心者には適切でないと思われます☆)
「あぁん♪もう、玉城先輩ったら♪」
「へへっ♪ほれ、うりうりうり♪」←(エロおやじ)(笑)
ぴっ☆
RRRRRRRRR・・・・・
「玉城!俺は今ちょっと忙しい・・」
「扇か。私だ」
「ゼ、ゼロ!」
「カレンから連絡があった。お前の様子が何やら変だと」←(不審者の通報がされました)(笑)
「いや、彼女とは意思の疎通に齟齬が・・・。なぁゼロ、聞きたいことがある。お前褐色の肌をしたブリタニアの女性を・・あぁ、いや、何でもない」←(脱がし方は聞かないのですね)(童○仲間だから♪)
「その女がどうかしたのか」
「あっ、いや、まだどうもしていない・・とゆうかどうすれば良いのかこっちが教えて欲しい・・」
「一人では対処できない事態か!分かった。扇はそのまま待機しろ。ルートE2F2より東西に陽動部隊を展開!救出にはT5経由で紅蓮弐式を向かわせる!」←(総司令サマ!!!)(爆☆)
「あ、いい!いや!それ程の状況じゃ・・・こっちでなんとか対応は可能だと思う・・・」
ドン!ドンドン!
「おぉぎぃ!飲もうよぉ!!」←(酔っ払い再登場)(笑)
「・・ああ・・すまないゼロ。また後でかけ直す・・・」
ぴっ☆
「女がいるんだったら一緒に連れてくりゃ~い~じゃん♪扇ちゃ~~ん♪」
「女なんかいない!!」
「隠すなって☆髪が長くて目元がちょっとキツイ感じの美人とか連れ込んでんだろ!?」←(こーゆーコトについては恐ろしい勘デス♪)
「そ、そんな者は決していない!また今度付き合う!俺が奢る!だから今日は帰ってくれ!」
バタン!!
「ふ~~~っ・・・」
「ん・・んん・・・」
急がないと・・本当に風邪を引いてしまう!傷だってちゃんと手当てしないと・・・
そうだな・・・分かってる。何にだって初めはある。
いきなり上手くいくはずなんてない。←(はじめの一歩)(笑)
ほ・・・ほ~~~~~っ・・・よっしゃ、大丈夫!目はしっかり閉じておくから。←(できねぇよ!)
「うん・・・!」
「うっ!すまない、変なトコ触ったか?何も見えないから!」←(プレイか?!)(笑)
何をやってるんだ、俺は☆ブリタニア人なんかを秘密で匿って。
皆を裏切るような真似をして。
・・・はーっ☆・・なぁ・・どうすればいい?直人。←(やっぱり直人とデキてたのか?)
お願いだ、教えてくれ・・・俺には分からないんだ・・この、ホックのはずし方が!←(ブッラ~♪)(見てんじゃん☆)
「ん・・・ダメだって・・・アップルかグレープにして・・・オレンジはダメ!」←(どんな夢だ☆)(笑)



コレで終わりって(笑)
や~も~~~、扇の童○くささ全開の抱腹絶倒ストーリーでしたね~~♪
カレンに思いっきりセクハラ発言かましたり♪
玉城は酔っ払いオヤジ丸出しだし♪(巻き舌!巻き舌!)(笑)
ゼロのいきなり作戦行動も、らしすぎて大笑い♪
「直人・・」の連発にはちょいホモ疑惑がわきましたケド☆(ちょっとか?!)

他のエピソードでは。
『消えた ナナリー』は、ナナリーが行方不明のまま終わったんで先が気になります。
スザクが「ナナリーが継母?!」と悩んでくれたら良かったのに(笑)
うっかり婚約宣言しそうになってましたけど、スザクの相手に考えられてたのは誰でしょね?
神楽耶とか?
『ルルーシュ には 言えない』は配信でお馴染み。
何回も聞き込むのがヨロシイかと思われます♪
もちろんステレオヘッドホンで。
右がルルの思考で左が会話です♪
キャラクターソング『Never End』はまさにルルーシュの曲!
上手い下手とかじゃなくて、福山さんが「ルルーシュとして」歌っています♪
つかルルって歌上手そうじゃないよね?(笑)
(スザクはキャラとして歌も上手そうだ☆)

『sound episode 3』ではシャーリーが歌うらしいですね~。
その次って・・・誰だろう・・・
順当に行くとスザクかカレンかな、と思うけど。
成田さんのオレンジソングとかあったら嬉しいですネ~♪
もちろん買う気満々ですよ!
でも就職するから次回はきっとこんなに早く記事UPできないと思います☆

※5月24日一部修正&ツッコミ記入しました☆
(だって23日は夕飯の支度の前にUPしたからあんまり確認してなかったんだも~ん☆)
(一応主婦ですから♪)

2007/05/23 Wed. 18:04 [edit]

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花形がツボだ♪(笑) 

『花形』
それはかの名作『巨人の星』の主人公最大のライバル・・・!
つか今風の絵柄で花形満を主人公にした漫画ですが。
1巻は立ち読みしたんですけど2、3巻は放置してて。
この度4巻を見かけて立ち読みしたんですね←(買えよ!!)
そしたらなんかツボにハマってしまったのデス♪

まぁ、前半は今風イケメンの花形くんがケンカとかしながら友情を炸裂させる中学時代なんですが。
後半に入るといきなり高校生。
バイクに乗って「花形満 15歳」って。
本家のように小学生で車乗り回すなんてムチャはしないのね☆とか思いましたが。
よく考えれば15歳で1000ccくらいありそうなバカでかいバイク乗り回すのも充分法律違反でした☆
そしてスタンドのバイト明子姉さん登場ーーー!
フツーにかわいい・・・
耐え忍ぶしっかり者つーより単なるツンデレぽい☆

そしてとうとうアノ人が出ました!!
「オレの名は星飛雄馬!」
今風の絵なのにほっぺにヒゲ!!!!(爆☆
さてヒゲ飛雄馬が投げますね。
「なんだよ、なんであんな遅い球打てないんだよ」
「いや・・なんか打ちづらいっていうか・・手元で変に伸びるんだよ」
おお振りで聞いたような会話(笑)
アンタ三橋ーーーー?!
対抗意識を燃やした花形くん。
バットでボールをリフティング☆(表現合ってるでしょうか?)
モモカンだーーーーーー!!!(笑)
花形があんな遅い球の投手に本気に?!と周りがざわめいていると。
「君は左利きだ・・・今度は左で投げてもらおうか」
テニプリ?!リョーマかーーーー!!!(笑)

以上、なんかいちいち面白かったデス♪
立ち読みなんでセリフが正確でないのはご容赦ください☆
(だから買えって!☆)

2007/05/22 Tue. 17:51 [edit]

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冷蔵庫にクリオネ☆ 


はい、写真に何か赤いフワフワしたのが写ってますねー。
これは…『クリオネ』でございます☆

この間の旅行で、ホテルの売店でカニを買ったんですね。
そしたらサービスで付けてくれました♪
つかクリオネが家で飼えるなんて初めて聞いたよ…
瓶の中身は海水。
中に含まれているプランクトンがエサになるから冷蔵庫に入れとくだけで良いそうな☆
(すげーお手軽…)
だいたい1ヶ月くらい生きるけど長い場合は半年とゆー例もあるんですって。
できるだけ長く生きてて欲しいなぁ…

2007/05/22 Tue. 16:53 [edit]

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極寒のCHUーLIP 


昨日のリターンマッチでチューリップ公園に挑んだ私達。
願い叶って雨は止みましたが…
とにかく寒すぎ!!
5℃なかったんじゃないかな?
何しろ朝は霙が降ったんですから☆
厚く立ち込める暗雲で山の輪郭も見えず。
マジに冬用のダウンジャケットが欲しくなりました。

そんな中でもチューリップは頑張って咲いているのですねぇ…
でも寒さに震えているようにも見え。
ちょっと痛々しい☆

とか思いながら帰路につくと。
いつの間にか広がる青い空、白い雲、明るい日差し…
なんだよ!
こんなに寒いの旅行先だけかよ!(泣)

2007/05/20 Sun. 21:53 [edit]

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監獄日記3 


無事出所できました(笑)

2007/05/19 Sat. 17:27 [edit]

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監獄日記2 


囚人さん達の楽しい団欒です♪

2007/05/19 Sat. 17:24 [edit]

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監獄日記1 


何にも観光しないのは寂しいので来てみた所は。
かの網走監獄(笑)
すっくと姿勢の良い看守さんがステキですね♪
制服萌えの方もどうでしょう?(笑)

2007/05/19 Sat. 16:32 [edit]

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咲いた咲いた♪ 


北海道もやっと花の季節。
とゆーコトでチューリップと芝桜を見るためにドライブ旅行に来てみたのですが…
がっつり雨で花も煙って見えるよ☆チクショウ!

んでガッカリしながら入ったチューリップ公園近くのレストランで食べたのがコレ。
『チューリップカレー』
三色ご飯のお花に葉と茎はアスパラ。
白い地面はホタテで本物の花びらまで散らせています。
素材も新鮮ぽくて目も舌も満足の逸品でございました♪

花については、今日はこっちに泊まるんで明日の天気に期待したいと思います☆


【今日の家族の会話】
《その一》
子供「ねぇ『人を呪わば穴二つ』ってどういう意味?」
私「は?『秘湯の老婆アナ不発』?」
いや、マジにそう聞こえたんですよ☆

《その二》
ダンナ「そこの公園にSFあるから見に行くか?」
私「は?SF?」
ダンナ「あ、いや、え‥SM‥」
私「へぇ~、ふ~ん、SMぅ?」(ニヤニヤ)
ダンナ「え~‥そ、その…☆」
正解はSLでした♪

2007/05/19 Sat. 13:29 [edit]

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歌野晶午著『葉桜の季節に君を想うということ』 

読書週間ですか、ヲイ(笑)
今回読んだのは『葉桜の季節に君を想うということ』
ハードカバーで出版された年になんかの賞受賞したり『このミス』かなんかの一位になったり(随分曖昧だな☆)
話題になった作品なんで興味があったんですが、この度の文庫化でやっと手に入れました。
ちょうど葉桜の季節ですね(笑)

主役は一種の美学を持った元探偵のトラ。
その言動はダンディズムや情けなさがないまぜで、なんとも色気を感じます。
彼を巡ったり巡らなかったり主の事件とは関係ないようなエピソードが錯綜し「どう収束していくのか」とか。
「ハードボイルドって読んだことないけど、こんなかなー?」とか思いながら読み進み。
『最後のどんでん返し』に辿り着くと。

なるほどー!!
そうくるか!
確かに見事に物語は収束しました。
それまで頭に描いていた映像が全て崩れ去る形で☆
読み終わってまず思ったのは「コレ映画とかにするのは絶対ムリだなぁ」(苦笑)
いや、やろうと思って出来ないコトはないでしょうが作品の魅力が半減します。
これは文章ならではのエンターテイメントでした!

真相を知ってからまた読み返すと全く違った世界が見えてきます。
悪役社長のお説にも更なる悪意を感じたり。
そして、改めてトラがカッコいい♪
人生を投げ出さない人間ってこんなに輝いているのかと。
トラの妹も魅力的で「こんな風になりたいなー♪」と思えましたね。

欲を言えば悪役社長が制裁を受けるトコまで見たかったですけど☆
辛いエピソードを重ねながらも超ポジティブな印象にまとめたこの作品。
元気を出したい時にいいかも♪

2007/05/19 Sat. 04:14 [edit]

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今さらですが『マルドゥック・ヴェロシティ』 

この度やっと読み終えました。
冲方丁著『マルドゥック・ヴェロシティ』全3巻。
かの名作『マルドゥック・スクランブル』の、時系列でいうと前にあたるお話。
敵役ボイルドが万能武器ウフコックのパートナーだった頃の、彼が闇と虚無に飲み込まれウフコックと離れていく過程を描いた物語。

「今さら」というのは、実は買ってからもう半年経ってしまってるから。
発売されて間もない頃喜んで買ったのに今まで置いといてたのは何故か「片手間では読めない小説」という予感がして。
そして今回集中して読む覚悟をして挑み。
予感が的中していたことを知りました。
後書きに冲方氏が失踪まがいのことをしてこの作品を書きあげたことが記されていましたが。
これだけのエネルギーの作品は確かに日常の緩やかな感情の中では書き得ないように思います。

読み終わった瞬間、私もボイルドと共に重々しい虚無に包まれたようでした。
悲しい。
けれど「悲しい」と泣くことさえできない。
深い深い絶望を超えたボイルドの沈黙に等しい魂の咆哮。
彼はこうせざるを得なかった。
たとえ間違っている事を知っていてもこの道しか歩めなかった。
読書を異世界体験というのなら、確かに私はボイルドと共にその世界にいました。
彼の数奇な生き方を、そして虚無への道行きを。
自分の魂を持っていかれる。
そんな、感覚。

『スクランブル』ではバトルシーンはある意味爽快感すらありました。
(その最たるものが伝説となったカジノシーンでしょう)
少女が驚異的な能力で強敵に立ち向かっていく姿はアニメのバトルヒロインにも通じます。
全てを失くしたバロットが自分の力を持ち再生していく過程は見事でした。
しかし『ヴェロシティ』のバトルシーンに付きまとうのは恐怖や喪失感、無常感です。
次々と消えていく魅力的なボイルドの仲間達。
その屍を越えて出会う愛。
それすらも掌に残らず。
明らかになる事実達に打ちのめされ虚無に身をゆだねるボイルド。
『スクランブル』のラストでかっての相棒ウフコックによって命を落とす彼ですが、あれは彼にとって最高の幕引きだったのかもしれません。
彼の唯一の良心の拠り所であるウフコックだから。

ウフコックには『スクランブル』よりも言動が「若い」印象を持ちました。
この『ヴェロシティ』の痛ましい経験を経て『スクランブル』のウフコックになる。
そう考えると「生き延びていけば、どんな経験もその人を形作るものになる」という気がします。
ウフコックの「いたぁ・・いの?」はボイルドにとって免罪符にも弾丸にもなる。
無垢が持つ力強さを象徴しているようです。

『スクランブル』で大好きなキャラだったDr.イースター。
彼の描写が当初『スクランブル』のイメージと違いすぎて違和感があったのですが。
読み進むうちに彼が「変わっていった」ことを知り。
そして「変わらざるを得なかった」彼が痛ましく思えました。
目を背けたくなるような方法で死に至った彼の尊敬する上司。
そのコピーになるのは彼にとっての必然だったのでしょうか。

グロテスクな敵達の恐怖は『スクランブル』以上です。
オクトーバー一族の嫌らしさも。
恐怖のスパイラルが虚無を生み出す世界。
願わくば・・・
高貴で真摯な愛情を持ったナタリアが命がけで産んだ子供が・・・
安らぎの中で生きていけますように・・・

細かいことを言えば、設定がちょっと違うと感じる部分もありましたが。
(オクトーバー社の創立者とか、Dr.がバロットに語った『過去の事件』の内容とか)
『スクランブル』の時はまだこれほど細かく設定されてなかったのかな、とか。
もしかして、ボイルドが闇に落ちるには以前の設定では生ぬるいと思ったのかもしれませんね。

とにかく、圧倒的な力を持った物語『マルドゥック・ヴェロシティ』
文章の荒波に翻弄されたい方にはオススメします。

2007/05/17 Thu. 17:30 [edit]

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2007-05
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